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二階堂先生の「食べ物は薬」

パパイア - 熟果は果物として、未熟果はパパイン原料として利用

パパイア
  • パパイア
  • 学名:Carica papaya
  • 科名:パパイア科
  • 英名:papaya, pawpaw
  • 別名:チチウリ、万寿果、蕃瓜樹、乳瓜木、木瓜、万寿瓜、パウパウ

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パパイアの葉と果実 パパイア果実の縦断面(左)と横断面(右) パパイアの雄花 パパイアの雌花 パパイア パパイア パパイア パパイア パパイア

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中米を原産とする多年生の常緑小高木で、熱帯~亜熱帯地域で広く栽培されています。日本では沖縄などに自生しています。樹高は8~10m以上にもなり、幹の先に長柄を持つ大きな掌状で切れ込みが大きな葉が互生しています。

花は葉の下部に黄緑色をした5弁花を付け、通常、雌雄異株で雄花は垂れ下がっています。花後、青い果実ができ、熟すと芳香のある黄色~黄橙色になります。

完熟した果実は中央にある多数の黒い種子を除いて、周囲の甘くて独特の味を持った果肉を食用とします。レモン汁によりその独特の味を抑えて食べることもあります。果肉はドライフルーツにしたり、牛乳と混ぜたパパイア牛乳(台湾)やシロップ煮のものも知られています。

未熟の青い果実は沖縄や東南アジアなどでは野菜として炒めもの、漬物、サラダにしたり、果皮を乾燥させて干瓢の代用として日本へ輸出されたりしています。また未熟果実に多く含まれているパパインと呼ばれるたんぱく質分解酵素は食品添加物の食肉軟化剤や消化促進剤として用いられています。パパインを粉末状にして精製したものは強い洗浄作用を利用してニキビ用の洗顔料としても使われています。

パパイア茶と呼ばれるものには未熟果実を原料としたものと、葉を用いたパパイアリーフティーとが知られています。リーフティーについては動物実験で各種のガンに対する予防効果が発表されています。

パパインの特性を生かして皮膚病の疥癬、やけど、アザ、ひび割れ、虫刺されなどの軟膏としても利用されています。


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