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二階堂先生の「食べ物は薬」

ヒマワリ - リノール酸とビタミンE豊富な種子油(ヒマワリ油)

ヒマワリ
  • ヒマワリ
  • 学名:Helianthus annuus L.
  • 科名:キク科 (Asteraceae)
  • 英名:sunflower
  • 別名:向日葵(ひゅうがあおい)、日輪草(にちりんそう)、日車(ひぐるま)、日車草(ひぐるまそう)、日回り草(ひまわりそう)

関連画像

ヒマワリの花、茎と葉 ヒマワリの頭状花の断面 ヒマワリの舌状花 ヒマワリの管状花 ヒマワリの種子 ヒマワリの種子の断面 ヒマワリ01 ヒマワリ02 ヒマワリ03 ヒマワリ04 ヒマワリ05 ヒマワリ06

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北米原産の1年草で、茎はまっすぐ伸びて2~3mになり、茎、葉は短い剛毛で覆われており、葉は大形で長柄を有し心臓形をして、粗い鋸歯を持ち互生しています。
 夏から秋にかけて茎頂に直径10~20cmにもなる大きな鮮黄色の頭状花を咲かせます。周辺には舌状花が1列に並び、中央部分には管状花があります。いずれの花も両性花ですが、舌状花ではたまに雌ずいが無い場合があります。この頭状花序はキク科植物の特徴とされるものです。
 学名の属名であるヘリアンサスはギリシャ語で「太陽の花」の意味で、南米ペルーを代表する花として知られ、16世紀にスペインに、さらにフランスからロシアへと渡り、ロシアで改良された品種が食用油を採るヒマワリで、ロシアの国花の1つでもあります(カミツレも国花)。日本には17世紀になって渡来して、はじめは食用ではなく、もっぱら観賞用や飼料用として栽培されました。
 和名の由来となっているのは、花が太陽に向かって動きについて回ると言われていますが、実際の所は若い時期の成長が盛んな時だけで、蕾が付く頃までは太陽の方へ傾く程度で花が開いたものは基本的には東の方を向いたままで動くことはないとされています。またこれは一つの花だけを付ける品種で、太陽光を遮らない条件下でのことであり、沢山の花を付けたものや、太陽光を遮るものがある場合には当てはまりません。
 種子を絞って脂肪油(ヒマワリ油)を採り、食用や製菓用に利用しています。淡黄色で香りを有しています。ヒマワリ油にはリノール酸が多く含まれており、動脈硬化の予防や高コレステロール濃度を下げる働きが知られています。その他にリノレン酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸やビタミンB1、B6、E、葉酸、ナイアシンなどが豊富に含有されています。特にビタミンEはベニバナより多く含まれています。加熱するとヒマワリ油の成分が変性して肝臓退行現象が動物実験で見られることから、ヒマワリ油は加熱せずにそのままサラダ油のように使う方が望ましいとされています。
 種子を炒って菓子としたり、ペットの飼料などにも利用されます。種子を乾燥したものは生薬「向日葵子」と呼ばれ出血性下痢に用いられます。


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