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古代においては、食物と薬物の違いはどこにあったのでしょう?

 話は石器時代にさかのぼります。狩りや漁をし獲物を捕る。うまく捕れない時には、食することの可能な草根木皮を探した。そうして食物から病気を治す力が発見された。これが薬物の始まりで、各集落毎に子々孫々に言い伝えられました。

 2000年以上前、中国古代の養生法が書かれた『黄帝内経=こうていだいけい』という古典があり、漢方における飲食物の分類がここから始まっています。

その一つは酸苦甘辛鹹(かん)という「五味」です。酸味の多いものは引き締める作用があり、苦味は清熱の作用があります。甘味の多いものは足りないものを補い、辛味は発散作用、鹹味の多いものは固い物を柔らかくし、消散する作用があります。また五味は臓腑(肝・心・脾・肺・腎)に入って栄養分となり、、酸は肝、辛は肺、苦は心、鹹は腎、甘は脾へと分かれて働きます。

 もう一つは、薬物の寒涼温熱という分類です。これは「四気=しき」といい、飲食物が身体に及ぼす作用を表したものです。食べ物によって身体を冷やすものと温めるものがあり、熱性の病気を治すときには寒涼の薬物を用い、寒性の病気を治すときには温熱の薬物を用います。

 


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