５０歳代　男性　
１ｍ８０ｃｍ以上あるのに仕事の現場が狭いところで、頭をしばしば打つ。それが原因だと本人は言っているがそれは定かではない。ただ、いつも不快な顔をしていて、奥さんが見かねて相談に来られた。
最初はいやいや煎じ薬を飲んでいたらしいが、意外と真面目に飲み続けている。昨日の電話注文時に初めてご主人と話をしたが、痛みは半減だが、しびれが全くなくなったそうで、それが煎じ薬を飲むモチベーションになっているみたいだ。

中学生　男性　
朝と言うより昼まで起きられないでいたらしい。
２月に相談に来られ、煎じ薬と液体の栄養剤を飲んでいただいた。そのうち１０時ごろなら、おじいちゃんかお母さんに車で送られ登校できるようになり、クラブ活動も再開した。秋口になって、授業に間に合うように送ってもらうようになり、東京にクラブ活動の発表会で２泊３日で行った。その時は粉薬を３日分作った。昨日漢方薬と栄養剤を取りに来た時に、病院で処方された抗生物質も一緒に取りに来た。何と東南アジアに研修旅行に出かけるそうだ。表情も会話も全く別人のように明るい少年になっていた。今では６時半に起きて自分でバスで通学しているそうだ。ほぼ完治。

後縦靭帯骨化症　６０歳代　男性　
７月に股関節の手術をしてもらったら、手術は成功したけれど、術後筋肉が硬くなって、リハビリが辛くて仕方ないと訴えてこられた。その時に後縦靭帯骨化症と脊柱管狭窄症を持っていることを教えてもらった。
そこでそれらすべてに共通しているあまり好ましくない体質的特徴を正す煎じ薬と、股関節の筋肉の緊張をとる漢方薬を服用していただいた。
３か月半で術後の筋肉の硬直は取れた。するとよい方の股関節が痛くなって歩くのが不自由になった。そこで股関節痛の漢方薬を飲んでいただいたら２週間で完治。
そして今日、今度は若い時からの後鼻漏を治してと言われたので、体質を良い方に変える煎じ薬は飲んだ方がいいよと言うと、後縦靭帯骨化症の不快な肩や首回りがずいぶんとやわらいでいるから、あれは一生飲みたいと言われた。