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 『瓊玉膏とアンチエイジング②』でご紹介したように、老化とは、加齢による細胞の劣化によって起こります。そして、その原因の一つは、血液中の栄養素が不足することです。今回は、血液中の栄養素を多くする方法についてお話したいと思います。

 そもそも栄養素は、小腸で吸収され、血管に運ばれます。つまり小腸の状態が良ければ、多くの栄養素が血管に吸収されるということになります。この小腸の状態は、腸内に棲む腸内細菌によって大きく左右されることが近年わかってきました。

 腸内には1000兆個もの細菌が棲んでいるといわれています。この腸内に棲む細菌たちがグループで集まりコロニーを形成し、まるでお花畑(フローラ)を形成しているように見えることから、腸内フローラと呼ばれるようになりました。

 この腸内フローラを形成している腸内細菌は、3万種類ともいわれていますが、大きくは善玉菌悪玉菌日和見菌の3種類にわけることができます。
 善玉菌の代表的なものにはビフィズス菌や乳酸菌などがあります。有害な菌の増殖を抑えたり、体の免疫機能を正常に維持したり、ビタミンを作り出したり、消化・吸収を助けるなど、健康を維持するための様々な良い働きをしています。
 一方、悪玉菌は一部の大腸菌やウェルシュ菌などがあり、腸内の腐敗を進め、有害物質を作り出す働きをもっています。
 3つ目の日和見菌は、腸内の善玉菌、悪玉菌どちらかの優勢な方に加勢する菌のことです。

 健康な人の腸内細菌のバランスは、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%といわれています。このバランスが崩れ、善玉菌が減り悪玉菌が増えると、悪玉菌から作り出された有害物質が小腸から血管に多く吸収されるようになり、結果として栄養素が不足し、有害物質を多く含む血液が産生されてしまうのです。

 つまり、血液中の栄養素を多くするためには、善玉菌が悪玉菌より優位になるように、悪玉菌を減らし善玉菌を増やせば良いのです。 瓊玉膏は善玉菌を増やす働きがあります。次回はそのメカニズムについてご紹介したいと思います。

 


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