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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

前回の耳のお話の続きです。

蝸牛の中は、
リンパ管により3つの部屋に分かれています。
外側には外リンパ液があり、
中には内リンパ液があります。

蝸牛の中には、
小さな外有毛細胞・内有毛細胞があります。
その外有毛細胞を触る
天女の羽衣のようなものがあり、
それをテクトリアルメンブレンと申します。

音を聴くというのは、
蝸牛と中耳の間をくっつけている
あぶみ骨・つち骨・きぬた骨が動いて、
その蝸牛の有毛細胞をゆらす仕組みから
なっています。


耳鳴りは、そのわかりにくい場所が
老化したためと考えられます。
耳鳴りを訴える方の多くは、
原因不明のことが多いです。

おおむね50歳以下の若い人で、
キーンという高い耳鳴りと同時に
耳の塞がりを訴える方がいます。

私共の経験では、このような方の多くは
ストレスが原因であることが多く、
首筋・肩こりも訴えます。
漢方ではストレスは
肝の失調を生むと考えています。

肝の経絡は胸上方から肩、首筋、
耳の周りを通り、目に入ります。
したがって、
疎肝して気の巡りをよくして対応します。


次回は、肝と腎の関係によって起こる
耳鳴りについてお話いたします。