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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

12月28日(水)~1月3日(火)

お休みさせて頂きます。

漢方でどこまでできるかですね。
子宮筋腫によって出血が多くなったり、それによって貧血を起こす、また重い月経痛などがあります。
漢方薬で筋腫を小さくするというよりも、経血量を抑えたり、痛みを緩和させたりすることに重点を置きます。

子宮筋腫は瘀血が原因として駆瘀血剤を使います。
瘀血というのは非常に曖昧なので、説明しにくいですが、何か詰まっていると思っていただけたらいいかと思います。
月経時に血の塊が出るなんて経験ありませんか?
それが瘀血です。
この瘀血を取り除いて子宮の血流を良くすることで筋腫に伴う症状の緩和したりします。
漢方薬を飲んで筋腫が小さくなったという例はありますが、長期服用しないと難しいです。

子宮内膜症は日常生活に支障を来たすほどの重い月経痛が起こるという特徴があり、性交痛や排尿痛、不妊の原因となることもあります。

漢方では子宮内膜症を瘀血と考えます。
この瘀血という概念は非常に曖昧なんですよね。
おそらく瘀血を的確に説明できる人はいないんじゃないかなって思います。
この瘀血により血流が悪くなる場合もあれば、血流が悪いのが原因で瘀血が形成される場合があります。
血行促進させるには活血剤を、瘀血に対しては駆瘀血剤を用いることになってます。

子宮内膜症には駆瘀血剤を上手く使う必要があります。
病院なんかでよく出る桂枝茯苓丸も駆瘀血剤にはなりますが、ちょっと弱いんですよね。
駆瘀血作用を強めようと思ったら大黄や芒硝といった便通をよくさせる生薬を加える必要があります。
もちろんそういう生薬が元から入ってる駆瘀血剤もあります。
通じをつけることで骨盤内の血行が良くなって早く効くなんてこともあったりなかったりと・・・
ただ便通を良くするものを使うことで出血や下痢がひどくなったりすることもあるので加減が重要になってきます。

また瘀血を取り除くだけでは不十分で血流を良くする活血剤も使わなければいけません。

子宮内膜症は駆瘀血剤と活血剤を上手く組み合わせて治していきます。

12月19日~20日
お休みさせて頂きます。

月経はホルモンの分泌と伝達が関係しているため、現代医学ではホルモン剤を使います。
しかし、止めるとまた無月経に戻ったり、飲んでも無月経のままだったりすることもあります。

そもそもホルモンは血液によって運ばれるため、血流が悪ければどんなにホルモンを外的に入れたとしても目的地に運ばれにくいため、効果を発揮しません。
血流が悪い方は漢方薬で血流改善させながらホルモン剤を使うと月経が来るようになったり、止めても戻らなくて済むようになったりします。
ホルモン剤を使ってる方はぜひ漢方薬の併用をお勧めします。

漢方では無月経は過度のダイエットなどで気血が不足することで月経を起こす力がない場合や、ストレスなどによって気血の流れが滞り子宮で詰まって出血が起こせなくなっている場合、加齢による場合などを考えます。

無月経の治療は、まずは月経を起こさせることにあります。
次に安定、継続。
そして服用を止めても月経が来るところまでが治療です。
だから最低でも半年くらいは続けるといった覚悟は必要になってくるかと思います。
無月経の期間が長ければ長いほど治療にかかる期間は長くなります。
早めの治療をお勧めします。
ご相談ください。