電話・メール・店頭で相談できます
お店で漢方相談 メールで漢方相談 電話で漢方相談 089-952-2030漢方相談 漢方の養命庵 中野薬局(愛媛県松山市)
  • きぐすり.com
  • ホーム
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • 交通アクセス
  • 健康トピックス
トップ > 健康トピックス

健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

今日から4月で、新たな生活の始まりです
慣れない生活がストレスとなってさまざまな不調を引き起こしてしまうこともあります

ストレスは気の巡りを悪くします
気の巡りを良くする漢方薬に半夏厚朴湯がありますが、この半夏厚朴湯と使い方が似ているて、鑑別が必要になるのが香蘇散です

半夏厚朴湯は喉に何か引っかかっている感じがして詰まっている状態に目が行きがちですが、胸のあたりが詰まっているような感じがする場合にも使います
香蘇散もそれ
胸のあたりが詰まった感じがして、鬱々としてやる気が起きない
この状態は半夏厚朴湯も同じです

それなら、どっち使ったら良いんだ?

半夏厚朴湯は、ストレスによる精神的な行き詰まりを喉の詰まりや胸の詰まり、お腹の張りなどの症状としてはっきりと身体で現わす傾向にあります
緊張が強いため、顔の表情は硬い感じがします

香蘇散は、ストレスによる精神的な行き詰まりを身体で上手く現わせず、内に閉じ込めてしまって、鬱々悶々としています
どこが悪いのかイマイチ説明できないけど、なんとなく調子が悪いということもあります
悲愴感漂うオーラをまとってるような感じ

見た感じ、話した感じで大体は分かってきます

香蘇散はいろいろな漢方薬と組み合わせて使うことが多いです

半夏厚朴湯と香蘇散を合わせる
単体だとちょっと物足りないかな?ちょっと気を巡らせる力を強めたいなというときに使うことがあります

また柴胡剤と香蘇散を合わせて柴蘇飲として、詰まりを取ることに使うこともあります

日本にはない、韓国のお医者さんが使ってる正理湯というのがあるのですが、これは胃に停滞した湿を取り除き、気の巡りを良くするもの
ストレスで胃腸の調子が悪くなって、胃もたれやゲップ、吐き気、お腹が張るなどの症状がある場合に使います
日本で代用するなら茯苓飲と半夏厚朴湯、そして香蘇散を合わせることになります
茯苓飲と半夏厚朴湯でも上記の症状は取れますが、それでも取れない場合に試してみる価値はありますね
ただ3つも合わせるとなると、病院で処方される保険を利用しないと厳しいでしょうね
茯苓飲合半夏厚朴湯と1つになったものがツムラさんにあるので、ツムラさんでいくなら2つで済みますが、うちはコタローさんメインなので、どうしても3つになっちゃいます

2回目のあじさいの杜鍼灸院に行ってきました

で、どうも首にしろ、足にしろ、圧すツボに反応するのが全て大腸と繋がっているところらしい
どうやら私は大腸が悪いようです

で、そこと繋がってる頭の部分に鍼を刺します
2回目ともなると鍼を頭に刺されるのも慣れたもんです

そう、余裕ぶっこいてるとイタタタタタッ
前回より痛いんじゃないか?

鍼を刺した後、圧すと痛かった部分の痛みは消えてるから不思議なもんだ

終わった頃には首の凝りも大分ほぐれて、鼻の通りもよくなってました

この状態をできるだけ持続させるために漢方薬を飲む

鍼だけ、漢方薬だけ使うより、鍼と漢方薬両方使うと効率良いですね

先日、口内炎ができましたが、一昨日の夜、舌先に口内炎ができました

数ヶ月前にも舌先に口内炎ができたことがありましたが、そのときはササヘルスのみ工夫した飲み方で2日で治しましたが、今回できた原因ははっきりとわかってます

はい、ストレスです

先日、鍼灸院に行って首の後ろの凝りも大分取れてましたが、その数時間後、父から兄が大阪から帰ってくると聞かされた途端、首の後ろが凝りだしました
そして、その日の夜、舌先に口内炎ができました

ストレスからできる場合、ササヘルスや甘露飲だけでは正直、難しい
柴胡剤を加える必要がある
柴胡剤の中でも柴胡・芍薬が入って清熱作用のあるものが入っているものを

1包飲んだだけで効果を実感
2包目を飲むとあまりヒリヒリも感じなくなり
3包目を飲むともう何ともない

これだけ早く治ると飲まなくてもすぐ治ってたんじゃないかと疑ってしまうけど、まあ漢方薬が効いたということにしておこう

昨日、あじさいの杜という鍼灸院に行ってきました
この鍼灸院には以前、何人かお客様を紹介して頂いており、また母も何回かお世話になっていたのでお礼も兼ねていかなきゃなと思ってました

最近、首の後ろがやたらと凝っていて、首の後ろの凝りといえば葛根湯が効くはずなのですが、1包飲んでみても効かない
もう少し飲んで様子をみるのもアリだけど、せっかくの機会だから鍼灸院にでも行ってみるか
ということで行ってきました

軽く問診があり、花粉症で鼻水、鼻づまりがあり、それで夜中途中で目が覚める話をすると、花粉症に効くところに鍼を刺します
ここの鍼灸院は体に鍼を刺すのではなく、頭だけに刺すようで、ちょっとビビりましたが、そんなに痛いことはない
右の方が悪いみたいで、そちら側はさすがにちょっと痛みましたが、終わってみると、首の凝りも大分楽になってました
そして鼻水、鼻づまりはなくなってました
これには感動です

ただ、やはり時間が経つと鼻水や鼻づまり、首の凝りは戻ってきました
毎日鍼を刺してもらえば良いのだろうけど、それはさすがにお金が続かないね
鍼で経絡を通すきっかけを作り、漢方薬で良い状態を継続させる
こういうやり方もアリだなと思いました

手汗や脇汗など緊張からくる汗に対しては主に柴胡が入った柴胡剤を使うことが多くなります

現代医学では、過度の緊張は自律神経の乱れで交感神経が優位な状態が長く続いている状態としてとらえられていますが、東洋医学では自律神経は肝と深い関係があるとしています
肝の機能を整えることで自律神経を整え、緊張体質を改善していきます

肝といえば柴胡というくらい、よく柴胡剤が使われます
柴胡・芍薬の組み合わせは抗ストレス作用があるなんて言われてますので、ストレスが絡んでいるとついついこの組み合わせを使いたくなります

柴胡剤に気の巡りを良くする理気剤を加えることもあります
いや、むしろ加えた方がよく効くと私は思います

精神を落ち着け、汗を止める作用がある竜骨牡蛎なんかが入ってるのも良いですね
この場合、臍の上を触ると拍動を感じることや、音に敏感だったり、驚きやすいというのも使うポイントになります