13日(日)~16日(水)
お休みさせて頂きます。
今年の花粉の飛散量は多いそうです。
多いからと言って必ず症状が酷く現れるということはなく、飛散量が少なくても酷く現れることもあります。 症状の度合いは秋冬にどう過ごしていたかが関係しています。 従って花粉症の予防対策をするのは、遅くとも秋頃からやらないと厳しいですね。 分かっていてもやれない・・・いや、やらない 症状が現れてから、やっとけば良かったと後悔したりなんかして・・・ 花粉症に使う漢方薬で有名なのは小青竜湯ですね。 有名過ぎて、ドラッグストアでとりあえず買って試してみるという方も多いはず。 でも効かなかったなんてことも多かったり。 その場合、小青竜湯が効かないというより条件が合ってないことの方が多いです。 もう一つ言えるのは、小青竜湯単独で使うより、別のものを加える方が良く効きます。 私も花粉症ですが、症状が酷い場合、小青竜湯に+αして飲んでます。 非常に良く効きます。 当然のことですが、花粉症=小青竜湯ではないので、小青竜湯が適応しない人に+αしたところで効きません。 病名にとらわれず、自分自身の症状はどんなのか?それをしっかり把握して、適切な漢方薬を選ぶようにしましょう。 |
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更新日: 2023/02/21 |
更年期というのは、今まで突っ走ってきた状態から、そろそろ休もうかってことでゆっくりスピードを落としていく時期です。
ここでブレーキのかけ方がうまくできていない人が更年期障害となってさまざまな症状に悩まされてしまいます。 人によってはそんなにあんの?ってくらい訴える症状が多いこともあります。 更年期障害といえば加味逍遙散が有名です。 更年期障害=加味逍遙散と思っている方も多く、更年期と全く関係ない人に出そうとすると怪訝な顔をされることも多々あり困ってしまいますが・・・ 興奮してのぼせて発汗したり、イライラしたりする場合に加味逍遙散を使うこともありますが、逆に気持ちが沈み、鬱々とした場合には逍遥散などが良かったりします。 病名=○○という考えは漢方にはありません。 人によって使う漢方薬は違いますので、ご相談ください。 |
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更新日: 2023/01/13 |
漢方で不正出血を対応する場合、
1.熱が旺盛な場合 2.熱はそうでもないけど、熱を抑える力が足りないために相対的に熱の部分が強くなっている場合 3.血や気が不足している場合 4.瘀血による場合 などを考えます。 1の場合は出血が多いのに貧血傾向にはならない、血の色は濃い、興奮してのぼせやすい特徴があるので、三黄瀉心湯や黄連解毒湯、竜胆瀉肝湯などを使います。 2の場合は肌は乾燥、喉が乾いてもガバガバ飲むわけではないけど湿らす程度に飲む、食欲旺盛でよく食べるのに太らない、夜間に手足がほてるといった特徴があり、六味丸や滋陰降下湯などを使います。 3の場合は出血は漏れ出るような感じでダラダラ続く、色も薄い感じ、出血により疲労感が増すという特徴があり、芎帰膠艾湯や帰脾湯などを使います。 4の場合は血は暗い紫っぽい色をしている、出血量も多かったり、少なかったりとあまり安定せず、血の塊が出るなどの特徴があり、桃核承気湯や桂枝茯苓丸などを使います。 ここで挙げた漢方薬以外も当然使います。 ご相談ください。 |
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更新日: 2023/01/10 |