合成された現代医薬品は怖いから飲みたくない。
漢方でなんとかしてほしい。
そんな方は意外と多いと感じます。
確かに、ケミカルな医薬品は、
相対的に副作用も多く、中には重篤なものもあります。
しかしながら、
「このケースは、どうしても合成薬品の力が必要。」
ということもあります。

そういうケースでは、
その必要性を私の立場で説明させて頂き、
状況によっては、
副作用軽減の目的で漢方薬を服用して頂いています。

例えば、漢方薬を服用することで、
合成薬品の分量や種類が減らせたり、
副作用の発現を抑えたり。。。。。


現代医学発展の恩恵を享受しながら、
古来の医学も頼りにする。
結果、「その方が望んでいた結果」を
手にしていただけたら。。。
そんな風に思います。

 

いろいろな方と出会って、
最近特に思うこと。

それは、体調には波があるということ。
心の病気であれ、身体の病気であれ、
波がある。
良いとき、悪いとき・・・
大波は1ヶ月に1回くらい
小波は1週間に1回くらい。

よく耳にしたり見たりする、
スポーツ選手の「絶好調」「のってる」や「スランプ」
それもこの一種かと思います。

調子の良いときは、「過ぎない」ようにコントロール。
調子が落ちたときは、「徐行運転」または、「一旦停止」で立て直す。
心も体も休養しながら、また走る。
波を察知して、無理にあらがわないことだと思います。
「今はアカン時期」そう割り切ることが大切ですね。

 

ピンチになると一気に落ち込んで、
なかなか浮上できないという人。
昨今、そんな方が多くなったように思います。

ひとつには、情報過多の時代に
翻弄されてしまって疲弊してしまって、
頭が回らず、
なかなか良い方に持って行けない人が多い様に思います。

ピンチになれば、この時代、
ネット情報を検索して、振り回されていませんか?
ネット情報は、あくまでも浅い情報開示であると同時に
文責も怪しいものが多い。
これを真に受けると方向を見誤ったり、心配ばかり増えてしまうことも。

ピンチになれば、
ネット情報を駆使して一人で解決しようとせず、
「生身の人間」に相談することをおすすめします。
相談できる人・話を聞いてもらえる人を見つけて
苦しい胸の内を打ち明けて見ましょう。
聞いてもらえれば、少し楽になります。

そして、
生身の誰かに相談して、話をすることで、
だんだん冷静に客観的に対応できるようになるものです。

 

漢方薬にも得手不得手があります。
浅学故か、
私は今まで漢方薬の点眼剤を知りません。
そこまでじゃないにしても、
外科に関しては、
明らかに現代医学の方が優れています。
ですが、使いようで、
漢方薬も優れた効果を発揮するという話を。

情けないですが、私自身の話。
こけて、尾てい骨を痛打した。
もしかしたら、ヒビは入ったかもしれない。
じっとしていても痛い。
これは3ヶ月かかるか、と覚悟。
寝ても痛い!横向きしか眠れない。
そんな日が数日続いて、それでも痛みは同じ。
そこで、
「受傷後、数日してから服用すると良いとされる打撲の漢方」
治打撲一方(ちだぼくいっぽう)を服用開始。
服用開始当日の痛みは変わらず。
しかし、翌朝、起きて動き出すと、
「うん?少し痛みがましかも・・・。」
その後も、日を追うごとに痛みが引いていく。
「これはすごい!漢方もやるなあ!」
3ヶ月覚悟していたが、1ヶ月でほぼ完治。

先哲に感謝です。

 

仕事柄、時に「人生相談」みたいなこともあります。

親友がいない、一人ぼっち。
なんていう問題も。

最近は、
「お一人様」なんていう言葉も聞かれるほど、
群れずに一人を「謳歌」している人が多いようですね。
煩わしい人間関係から逃げるのはわかる気がしますが、
一方、何か問題が持ち上がったとき、
話を聞いてともに解決に向かってくれる人がいないとつらいものです。

情報があふれる現代では、
解決の糸口となるヒントはいくらでも手に入りそうですが
そこには偏った無責任な情報もたくさん。

昔なら、生まれた土地に住み、
変わらない少ない人間に囲まれて
信頼関係を熟成して互助精神で人生を歩んでいました。

ところが、現代はそうはいかない。
多くの人と出会い、薄く広くの時代。

そんな中で、映画やドラマに出てくるような
熱い友情を育むのは難しいと言わざるを得ません。

では、どうするか。
いろいろなジャンルの人と交わり、
一人や二人に寄りかかるのでなく、
この問題に関してはこの人、
このことに関してはこの人・・・
というようにバランス良く付き合うのが良いように感じます。
また、その「部分」での付き合いの中で
「ともに同じ目標に向かって頑張る!」様な体験をすると
グッと距離が縮まります。
また、そういう人たちに、自分の「偽らない心」をさらけ出すことで
さらに距離が近づきます。
斜に構えず、甘えていいものだと思って見ませんか?
持ちつ持たれつ・・・これがいいんです。