一休みすることを「一服する」と表現します。
「ちょっと一服しませんか?」とか、「あそこにある茶店で一服していこう」とか・・・。
一服するとは即ち、
お茶(+茶菓子)を服みつつ一休みすることに他ならないですが、
この考えは漢方にも通ずることで、
即ち、一服するというのは「飲んで、はい終わり。」ではなくて、
服む最中やその後の30分~1時間をどのように過ごすかで、大きく変わってきます。
さしずめ「効かせ方」といったところでしょうか。
特に疲れとか冷えとか、そこからくるかぜとか痛みとか・・・。
中でも疲れというのは、服んですぐに動くことを良しとせず、
しばらく安静にしておくことが肝要です。
これを行わず、動き続けて働き続けて、効いた実感がないというのは、
当然の言われでしょう。
急がば回れとは、まさに的を得た表現かもありません。
漢方薬を飲むことも服むといいます。服むとは即ち一服すること。
漢方薬を服用されるときには、この点にぜひ気をかけていただきたい。
ですから漢方薬で一服するというのは、大ありなことです。
対して西洋薬で一服するというのは、通じない話だと思いますよ。
味気ないでしょ。
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更新日: 2014/10/07 |