• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

症状の裏に消耗あり。
本日は前回に引き続き、アトピー性皮膚炎や
それに準じたドライスキン、皮膚のかゆみ。

前回は、
アレルギー疾患やアトピー性皮膚炎に悩されている方は、
知らず知らず「火」を大きくする生活や習慣を営んでいないか、
というところまでお話ししたと思います。

次のような訴えが複数当てはまる方は、
火を大きくしている方、いわゆる火患いの方と診断されます。

・イライラが絶えない
・汗っかき
・ヒステリーを起こす
・血圧が高め
・頬が赤い
・動悸、息切れがある
・寝言、うわ言が多い

最近の子供であれば情緒不安定だったり、
キレやすい性格が多いというのも、これに該当する場合が多い。
そしてそういうお子さんにしばしば見受けられるのが、
「火に油を注ぐ」ではありませんが、
脂っこい食事を好む、菓子を好むなどの食生活の乱れや
それに準じてカルシウムの不足など。
特にカルシウムの不足は
日本人の和食離れに伴い、久しくいわれていることですね。

おさらいになりますが、
熱の制御や排出は、熱の容量が大きくなるほどに難しくなる。
御せない熱は、いかにからだに働きかけても御せません。
そういう場合には、
熱をほどほどの大きさにとどめる働きが必要になる。
先に述べた熱の制御や排出を、熱の出を整える行いとすれば、
熱の発生を未然に防ぐとは、熱の入を抑える行いといえるでしょう。

そして火を鎮めるには水を用いるのが世の通例です。
水をもたらすものといえば、言及されるのはやはり海であり、
海由来のものは、ミネラル(カルシウム)を多く保有している。
安直な考えかもしれませんが、実際はこれがよく当てはまり、
上述の食生活の乱れへとつながるわけです。

ちなみに、私は「カルシウムを摂りましょう」と言っているわけではありません。
現状を踏まえずして、症状やトラブルがどこから誘引しているかも
はっきりしない状態で、とりあえずサプライ(供給)する。
…いやいや、そうではなくて。
「足りない事」よりも「足りない生活を過ごしている事」が
様々なトラブルを誘発してるんですよ。
本心はやはり、そのことに気づいていただきたいですよ。

こちらの記事は、漢方柿ノ木薬局のfacebookでも掲載しています。
facebookへはこちらからリンク
また漢方柿ノ木薬局の詳しい情報はこちらでもリンク ご覧頂けます。


Copyright© kanpo-kakinoki All Rights Reserved.