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スタミナ。
夏に聞くことの多いキーワードですが。
そして夏場は実際、何かと意識してスタミナを摂ることも多くなるわけですが。

そのスタミナ・・・、こってりしてませんか?
今の時期のスタミナ食材といわれるうなぎ、焼肉など・・・、こってりしていませんか?

私たちのからだは、
暑い季節にかけてはさっぱりした薄い味を、
寒い季節にかけてはこってりした濃い味を、それぞれ好みます。
この好みはからだの、夏は発散につとめ、冬は収蔵につとめる
という働きにも通じています。
発散するにはさっぱりした味に含まれる、酸味や辛味の方が都合が良いでしょうし、
収蔵するには、こってりした味に含まれる甘味の方が都合が良いでしょう。

実際にも中華では、こってりした味付けの料理は、
一部の宮廷料理に見られるものの、
そもそもは寒い地域の料理に見られる事が多い特長です。
これには諸説ありそうですが、寒い地域に適した食事ですから、
体脂肪を養うことで耐寒性を高めたり、
香辛料をふんだんに用い、からだの発熱や保温をうながすといった目的が
込められているのではないでしょうか。

そして夏のスタミナ補給は、基本はやはり、さっぱりの方が良いと思います。
実際、さっぱりした味付けに用いられる酸味は、味としても然ることながら、
クエン酸やアミノ酸なども熱中症対策に積極的に利用されていますし。

そして先に述べたように、夏のスタミナ補給は、
発散によるスタミナ切れにならない為のものでしょうから
肥えるためのものではなく、むしろ、継続力、持久力に根ざしたものでしょう。
そのような点からも、暑い時期のスタミナ補給には
適度な酸味や辛味が利いたものが適している様に感じられます。

ちなみに、夏の次には食欲の秋が控えてるのですから、
スタミナ補給といっても、スタミナを蓄える必要は全くと言って良いほどありません。


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