• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

温活には二通りあると思うんです。

一つには、からだ自身が発する熱を増やすという考え方。
からだが発する熱の多くは、筋肉によって作られるから、
これを増やしていきましょうという事です。
筋肉は血液の巡りにも影響するので、
筋肉を養うことは血流不良による冷えにも、効果が期待されたりします。

ただ、これには季節に対する考えが存在しません。
暑い季節だから、筋肉が発する熱は抑えられて
寒い時期だから、筋肉が発する熱が増えることはありません。
そういうのはからだを動かすことで、筋肉を刺激してはじめて補完されます。

一方で、寒い季節に入ると、
からだに備わったスイッチの様なものがONになり、からだが発する熱が増える。
実はそういう働きも、私たちの体に備わっています。
冬に寒さを感じやすい人は、この部分の働きが鈍い。

筋肉に基づく温活が、からだが発する熱を底上げするのに対して、
このスイッチをONにする温活は、寒い時期の体温を補完する形で働きます。
そしてこれがもう一つの温活といえるわけです。

ちなみに、このスイッチをONにする温活が、盛んに働いているのが幼児です。
筋肉が未熟であるにも関わらず、体温は成人より高いのは、
体温を補完しようとするからだのメカニズムのおかげです。

幼児にあって大人になるほどに失うもの。
「若さ」・・・と、これだけで済ませるのは、やはり言葉足らず。
さまざまな形の「若さ」がありますが、
ここでは「細胞の活きのよさ」がこれに当たるといえます。
中でも褐色脂肪細胞という、熱産生に深く関わる細胞の活きの良さ。
これが幼児期の体温を支え、
寒さによる体温低下を防ぐことにも大きく貢献しています。


Copyright© kanpo-kakinoki All Rights Reserved.