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夏にかぜを引く方も少なくありませんが、
最近は、そこから せき をこじらせる方も増えています。
せきが治らないのは煩わしく、ときにつらい症状でもありますが、
せきが止まないのはやはり それなりの理由 があります。

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せきやぜんそくは、呼吸器官に何らかの異常があるときに現れる症状ですが、
外気と直に接する気管は、実はとても デリケートな器官 でもあります。
せきが長引くと、気管もじょじょに荒れやすくなり、
荒れて熱を帯びていくと、そこを通る呼気も熱を帯びやすくなります。
そういうせきを繰り返すと、気管はさらに熱を帯びやすくなり、
症状も長引きやすくなります。
漢方では、呼吸器官の肺と消化器官の大腸は表裏の関係にあると言われますが、
腸内環境が重要な役割を果たすように、気道環境の整備もまた重要という訳です。

また呼吸は、発汗や排尿と同じく、
からだから不要なものを排出する反応の一つですが、
長引いているせきは、その不要なものが 停滞しているサイン でもあります。
ですから、止めてしまえば良いという訳ではありませんし、
せきがなかなか治まらないときは、からだがうまく出せなかったり、
出すべきものがなかなか途切れないといった状態も背景にあります。

せきで何を追い出そうとしているか。
どうすれば追い出そうとしているものが小さくなるか。
長引くせきを治めるときに、
そういった点から治療を行うのも漢方ならではの事と思います。


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