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暑さを味方につける。
一年中暑い国の風習は、その暑さに根付いています。
東南アジアでは発汗を促す香辛料や水分代謝を促す食材が広まり、
衣類は伝統的に、通気性の良いものを身につける習慣があります。
そしてそういう習慣が有効なのは暑さがそこにあるから。
早い話、高温多湿の気候風土がそのようにさせる訳です。

ヨーロッパでは建材に石やレンガを用いるのが特徴です。
湿気の強くない国では、蒸すことが少ないので夜は涼しく過ごしやすい。
石材は夜に冷やされるので、外が暑くても屋内はひんやりと快適です。
また日差しと熱気が強いので、日中は窓を締め切るとか。
東南アジアの風通しを良くする風習とは逆の考え方です。

flower_sunflower

日本に住む私たちも、夏の暑さを味方につける方法を模索します。
例えば暑い時期は、海水浴や川遊びに興じます。
当然というか、冬の寒い時期にそれをする人は見かけません。
暑い時期だからこそできることがあります。
それは夏に前向きになる、あるいは夏を楽しむということにも通じます。
極端な話、夏が暑くないのは、
セミが鳴かないのも同じで、虫取りがないのも同じです。

以前にも少し述べましたが、
全ての事象には良い点と悪い点が共存します。
そのように考えるのが東洋医学であり、
冬病夏治(とうびょうかじ)という治方も存在します。
夏に治すとは、夏を味方にして治すという事。
体を温める治療を行うならば、夏に行った方が効率が良い訳です。
もっともそれは、夏らしい生活をしている場合に限ります。

夏を味方にする前に。夏らしい生活をする前に。
それに見合った体を準備する必要があります。
冬の体で夏が快適に過ごせるかといえば、その通りではありませんし、
夏になると自然とそれに見合った体が整う訳でもありません。


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