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汗をかいた後の疲労回復には、 黄耆 (オウギ)を用いた漢方薬を活用しましょう。
黄耆は体の元気を補う代表的な補気薬で、
あの人参と並び重用される植物生薬でもあります。
詳細はきぐすり.comの生薬大辞典のオウギリンク の項を見て頂くとして。

元気を補う事は漢方では総じて、五臓の働きを高めることに通じますが、
黄耆にはその中の 肺の働きを高める 作用があります。
肺の働きは体の要素を円滑に巡らせることにあり、
それは呼吸や発汗だけでなく、分泌や排泄、発散や発熱にも通じます。
そして漢方では肺の元気=肺気)によって、その機能が発揮されると考えます。

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汗をかいた後の体は、肺気が一時的に消耗しています。
肺が蓄える元気は他の五臓から補給されていますが、
発汗で元気の消費が供給に勝ることにより、肺気が一時的に虚損してしまう訳です。
汗をかいた後の脱力や運動後の疲労は、この肺気消耗のサインでもあります。

黄耆には、五臓の肺の働きを高める働きがあります。
それは肺の元気をいち早く立て直すことにも通じ、
他の五臓から供給される内面の元気を、効率良く外面の肺に吸い上げてくれる訳です。
実際のところ、五臓の肺は五臓の脾と連携をとりやすい関係にありますから、
肺の元気を補う黄耆と、脾の元気を補う人参は相性がとても良い。
上から黄耆で吸い上げつつ、下から人参で押し上げるといったイメージでしょうか。
黄耆を用いた漢方製剤は数多くありますが、
汗をかいた後の疲労回復には、この 人参&黄耆 の組み合わせがとても重宝します。


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