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疲れに伴って出現する「煩」。
煩はわずらわしさを伴う、不快な状態の事ですが、
そこから、本来は穏やかなものが波立つ状態、
在るべきところに納まらない状態を表します。
人の心で言えば、落ち着かず、妙な胸騒ぎがする状態に近いでしょうか。
ちなみに、そういう状態は「心煩」と呼ばれ、
神経症、不眠症、更年期障害の一病態だったりします。

東洋医学では、 精神は五臓に宿る とされ、
人の心はその体に現れるもの(それが病状であれ健康であれ)と、
互いに通じ合うと関係にあると考えています。
その点では、五蔵の働きが弱まることは、
心の働きが弱まることにも通じる訳です。
だから五蔵を動かさない怠慢な生活は、人の心にも決して良くありません。

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これは個人的見解ですが、
精神はからだの働きを円滑にする上で欠かせない
司令塔のような役割を果たすのだと思います。
果たして煩とは、心と身体が離れた状態、不釣合いな状態を意味します。
食べたいのに、食べられない。
眠りたいのに、眠れない。
休みたいのに、休まらない。
煩はときに、そのような形で現れます。

その対策として店頭でお伝えするのが、 好きな事を疎かにしない事 
皆さんは自分の好きな事について、たくさん話せますか。
それが仕事でも、プライベートでも、自分の事でも、家族の事でも構いません。
そういう精神面の幸せが希薄な上に、内臓の働きが弱まり、
そこに宿した精神も弱まれば、人の心はどうして健康でいられるでしょうか。

好きな事が薄れるほどに疲れてしまう。
好きな事を省みないほどに頑張ってしまう。
あるいは、好きな事に無関心になるほどに困窮してしまう。
そうして心と身体の結びつきが綻べば、煩に代表されるいろいろな病態が現れます。


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