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気力・体力が充実している人。忙しい人。
直向きな人。昂揚している人。
そうして他所に気が回らず、感覚が鈍感になりがちな人は、
かぜを引いても「気のせい」と済ませてしまう。
そういう人が「かぜを引いたかも・・・」と訴えるときは
本当の引き始めから遅れてやってくるので、
はっきりとした症状が重く圧し掛かる傾向があります。

気力・体力に衰えを感じる人。生活がゆったりしている人。
神経質な人。気落ちしている人。
そうして気が向かず、繊細になりがちな人は、
かぜを引いていなくても「かぜっぽい」と感じてしまう。
そういう人が「かぜを引いたかも・・・」と訴えるときは
本当の引き始めに先んじてやってくるので、
実体のない症状が付き纏う傾向があります。

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漢方では、「かぜっぽさ」を訴える人と、かぜの引き始めの人は区別して扱われます。
かぜっぽさを感じてしまう人は、かぜに気をとられて
それを意識してしまう(かぜに気が向いてしまう)状態を反映しています。
そのような経緯でかぜっぽさを訴える人に、かぜ薬は必要ありません。

かぜっぽさを感じやすいときに服んでおきたい漢方薬とは即ち
実体のないかぜに気がとられないように整える漢方薬を意味します。
そういった場合には、気が内向きになるのを防ぐ香蘇散や桂枝加黄耆湯、
気力を回復して寒がるのを鎮める麻黄附子細辛湯、
あるいは胃腸を整えて心身を軽快にする香砂六君子湯などに、一服の価値があります。


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