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夜になると憤(むずか)って泣く。
何かを恐がり、泣いて眠らない。

同じ泣くという行為も、大人と小児では気色が違います。
(感情を溢れさせるという点は同じですが)
大人は本来の理性を越えて、悲しみの感情が膨れ上がった時に泣きます。
だからなのでしょう、大人は滅多に泣きません。
それに対して小さな子供は理性が未熟で、感情が揺れ動くだけで泣きます。
悲しくて泣く場合もありますが、それ以外の感情
(怒りや不安など)で泣く場合が多いのも特徴です。
小さな子供にとって、泣くことは感情表現の一つに過ぎず、
繰り返すことで、だんだん上手に泣けるようになります。
上手に泣く=感情のコントロールが上手くなるという訳です。

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ただし泣くという行為は、度を越えると引きつけや過呼吸様症状を起こします。
引きつけを起こした体は、筋肉の緊張・硬直と共に無理な力が掛かり、
反って泣き止む事が困難になります。
泣き叫びながら引きつけを起こす子供を、落ち着かせるのは一苦労です。

夜泣きに服んでおきたい漢方薬は即ち、①感情の異常な昂ぶりを防ぐ漢方薬、
②泣く事で助長される体の強張りを解す漢方薬を意味します。
①にはチック症状に用いる抑肝散や、
感情の起伏を穏やかにする桂枝竜骨蛎湯、穏やかな心身を促す小建中湯
②には痙攣を鎮める芍薬甘草湯、ヒステリー発作を鎮める甘麦大棗湯に一服の価値があります。



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