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お腹が緩くて、軟便になる。お腹を冷やして、下痢を繰り返す。
緊張を起こすと、お腹がキューッとなる。

慢性的な下痢に悩む人が、共通して抱えるのが、
いつ、どこで、下痢に襲われるのかという問題です。
激しい下痢に襲われる人ほど、この悩みが大きくなります。

一方で、このタイプの下痢を繰り返す人は、
有効な対処法(いわゆる下痢止め)の所持と共に、
下痢を引き起こす原因のコントロールが大切になります。
漢方では、感染性を除く急激な下痢症状は、の失調を反映すると考えます。
肝は、体の消化・排泄を機能を正常にコントロールする部分ですが、
何らかの理由でその働きが乱されると、消化・排泄が円滑に行われず、
消化器系にさまざまな障害が出現します。

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急性の下痢は特に、肝の(異常な)、亢進を伴って起こります。
精神的な緊張やストレス、プレッシャー。お腹を冷やす行為。
あるいは下痢に伴う腹痛や痙攣、冷や汗。これらは全て、肝の亢進を伴います。
また、便意を我慢すること(肛門を緊張させること)も、更に肝の亢進を招きます。

また、下痢には突発的な症状だけでなく、
軟便のごとく、穏やかに慢性化するタイプも存在しますが、
このタイプの下痢も、肝の失調(慢性的な減退)を反映しています。
慢性的に続く肝の失調は、症状の誘発だけでなく、
ボディー・ブローのように、少しずつ胃腸機能の消耗・疲弊を招いていきます。

慢性的な下痢に服んでおきたい漢方薬とは即ち、
①肝の(異常な)亢進を未然に防ぐ漢方薬
②胃腸機能(脾胃)の疲弊を立て直す漢方薬を指します。

①には、筋肉の過緊張を抑える四逆散や逍遥散、
お腹を温め、筋肉の強張りを解く人参湯や桂枝加芍薬湯、
②には、胃腸の水捌けを整える平胃散や五苓散、
胃腸虚弱を改善していく参苓白朮散、補中益気湯などに、一服の価値があります。



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