• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

思考がネガティブになる時、体の内面や気力は淀んでいます。
淀んだ状態で気を晴らそうと行動しても、それが成功しにくいのが淀み。
淀みから生まれるのは、どこまで行っても淀みな訳で…。
(淀んだ気を駆使しても、そこからは淀んだ気しか生まない訳で・・・)
そういうときは特別な行為とは別に、基本に立ち戻った生活を過ごす事が大切です。
漢方では、人の基本的な営み(本来あるべき生活習慣)が心身を清めると考えます。

自力ではなかなかネガティブ思考が抜け出せない。
そうした強い(病的な)ネガティブ思考の背景にあるのは、痰濁の存在です。
痰濁とは簡単に言えば、体の内面・気力の淀みが極まって発生するしこりのようなもので、
負の引力が強く、気力を塞いで、沈みこませます。

kimochi_negative_man

痰濁は一時の気の迷いに乗じて、とても浅い部分に発生するケースも存在しますが、
多くの場合は、湖の淀みのように深い部分で発生します。
逆に、深い部分に痰濁を発生するほどに淀み切った内面や気力では、
表層の淀みを解消する回復は可能でも、深い底に生じた痰濁を完全に失くすまでに至りません。
(深層の淀みはたびたび表層を濁らせるので、根本的な解決には至らない訳です)

ネガティブ思考に染まる時に服んでおきたい漢方薬とは即ち、
痰濁を解消して濁った気を澄ませる漢方薬を意味します。
それには例えば、気の攪拌を促して痰濁を解消する温胆湯、半夏厚朴湯
痰濁で塞がった気を回復する桂枝加竜骨牡蛎湯、香砂六君子湯などに一服の価値があります。


Copyright© kanpo-kakinoki All Rights Reserved.