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春の温かさと共に、強くなるのが紫外線。
その影響が及ぶのは皮膚だけではありません。目にこそ及びます。

目はむき出しの感覚器官で、そこには沢山の神経・毛細血管が通っています。
皮膚に比べて感受性が高い分、与える刺激の大きさが同じでも、
目に及ぶ影響は何倍にも増幅されます。
また最近の研究では、目に受けた紫外線の影響は皮膚に及び、
黒色化を招くことがわかってきました。
それこそ、光を認識する一番の器官は「目」ですから、
その点からすれば、当然の話かもしれませんが・・・。

そんな目に、ふとした瞬間に、眩しさを感じる・・・。
それはしばしば、目が疲れているサインとされます。
特に、現代の電子機器に溢れた生活は、目を酷使しやすく、
また前述の通り、春の紫外線が目に及ぶ一面もあります。
電子機器と紫外線。春の目には、ダブルパンチで影響が及びます。

mabushii

漢方では、目が正常に見えることは、目が澄んだ状態を反映すると考えます。
澄んだ状態は言葉を変えると、「目の輝き」とか「目が明らか」ということでもあります。
逆に言えば、目の働きが悪くなる(=見え方に変調をきたす)ことは、
目が濁った状態(それを招く栄養の消耗、老廃物の蓄積)を反映しており、
栄養の枯渇はかすみ目や目の乾燥、充血、眼筋の痙攣、
老廃物の蓄積は、結膜炎や目ヤニ、瞼の腫れなどにそれぞれ及びます。

また漢方では、肝は目に開くとも言われますが、
体の清濁を、物質的な側面(≒それを全身に供給する血流)から支えるのが
肝の働きであり、それを顕著に反映する一つが、目であるという訳です。

目が眩しい時に服んでおきたい漢方薬とは即ち、
血行を促進して①目に不足した栄養の回復
②目に溜まった老廃物の解消を行う漢方薬を意味します。
それには例えば、洗肝明目湯や抑肝散加芍薬黄連、柴胡疎肝湯
あるいは苓桂朮甘湯、連珠飲、桂枝加竜骨牡蛎湯などに一服の価値があります。


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