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2016114
自然治癒力


急激に寒くなって、風邪をひいている方が多いこの頃です。
気温変動が大きいこの季節、どうぞお大事にお過し下さい。
病気になると、色々と辛い症状が起ってきます。

医者も患者も、その辛い症状を取る事を第一に考えて治療が
始まります。しかし、その症状の意味を深く考える必要があると、
新潟大学名誉教授の安保徹先生は次の様に言われています。

『からだを休めたり、睡眠に入ったり、消化管の働きを支えて
いるのが、リラックスの体調をつくる副交感神経の作用です。
また、分泌現象を支配しているのも副交感神経です。
おだやかに副交感神経が働いた時には体調もおだやかで
平和な世界です。
問題になるのは強いストレスにさらされた時です。
交感神経反応や顆粒球(白血球の一種)増多がおこり血流は
抑制され、時には組織破壊も伴います。
この後で、急激な副交感神経反射が誘発されます。
おだやかな体調をつくる副交感神経もつらい症状をつくります。
アセチルコリン、プロスタグランジン、ヒスタミンなど体に
備わる成分の作用で、腫れ・発熱・痛み・下痢・ショックなどを
もたらします。
どれも辛い症状ですが、血流を増やしたり、
毒を出したり、さらなる危険から身を守る反応です。
こういう意味を知らないと病気を治す事ができません。』

なるほどそう考えると、体の不快な症状である腫れ・発熱・痛みは、
自然治癒反応の流れだと理解できます。
熱や痛みがあったら、すぐに消炎鎮痛剤・ステロイド・
免疫抑制剤を使用し続けると病気は治る機会を失います。

不快な症状は、からだの失敗で起こっているのではない事、
体が自分で治そうとしている反応である事を知っておくことは
大切です。

自然治癒力を高めるために血流をよくしたり、排毒したり、
体を温めたりできる漢方薬は自然に沿った治療薬であることも
分かります。


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神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。
がん、アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど
食養生も大切にしている

『漢方薬局けんこう屋』にお問い合わせ下さい。

http://www.e-kenkouya.com/リンク

【天寿を生き、心身ともに健やかな人生をあなたに・・・】
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