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春眠暁を覚えず。と言ったのは
唐の孟浩然という詩人でした。
さて、今回は、そんな眠くなるはずの季節なのに
眠れないという方々のための話。

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一般的には不眠症、医学的には睡眠障害と言います。
最新の国際分類(ICSD-3)によると

●急性睡眠障害
●慢性睡眠障害
●その他の睡眠障害

大きく分けると、この三つに分類されています。
(本当は四つなのですが、大まかには三つと言って差し支えはないと思います。
なお、日本のネット上に散見される分類は古い分類基準であるICSD-2です)

で、多くの場合問題となるのは慢性睡眠障害ですよね。
一週間に3日以上、不眠症状となり
その状態が3ヶ月以上続く場合を慢性睡眠障害と呼びます。
もちろん、他にも日中の疲労感や集中出来ないなど
様々な症状が一つでもあることが前提ですけどね。

そんな睡眠障害ですが
現場にいると実際に多いと感じるのは
生活習慣が原因の場合です。

眠くも無いのに無理矢理決まった時間に寝ようとしたり・・・
昼寝を長時間してしまったり・・・・
運動量の低下によって疲労感が無いので、眠れない等々・・・

こういう場合が多いです。

まぁいきなり生活習慣は変えられませんので
短期的に睡眠薬等を処方してもらうのは良いでしょうが
睡眠薬はあくまでも補助的なものです。
睡眠薬を常用していますと、効き目が悪くなったり
量が増えたり、薬の種類が増えたり・・・
という患者さんが後を絶ちません。

近年、その辺が問題となっており
厚労省も注意喚起しているぐらいです。

睡眠薬に頼らず、生活習慣を見直し
それでもやはり眠れないという方は
鍼灸マッサージや漢方を試して頂ければ幸いです。

(参考文献)
睡眠障害国際分類第3版
健康づくりのための睡眠指針2014 (厚生労働省)


【ダイエット企画】

現在85.2kgです♪
前回から1kg増えました。。。

おそらく2月~3月初旬
毎週末大阪の勉強会へ出席していたため
メチャクチャ歩いてたのですが
今月は全く歩いていませんでした。

やっぱり運動が大事ということです(泣)

新たなコーナーとして、ついに飛び出してしまいました♪

っていうか・・・書き忘れただけです。

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先月10日の時点で86kgでした。

今月は、84.5kg!!!

なんと、1.5kgの大幅downです!

防風通聖散でお腹が痛くなりましたので
今回は、自分の証に合った漢方を飲み続けてまいりました。

これがその効果なのか?
まだまだ分かりません。
とりあえず、期待せずに次回をお楽しみに♪

今月は大変遅くなりまして、申し訳御座いません。
ちょっと忙しくて手間取りました。
・・・
・・・
・・・
すいません、言い訳です。。。

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さて、気を取り直しまして。
鼻がムズムズとなる季節がやってまいりました。

今年は花粉の量も、PM2.5の量も
飛散量が大変多いと予想されております。
以前もお話しましたが、東洋医学的に
アレルギー性鼻炎だろうが、花粉症だろうが

所詮は風邪。

一般的には小青龍湯とか越婢加朮湯とか言われていますが
そういうのは、漢方もどきを知る人々のお話。
本来の漢方は、そんなものではありません。


まず、花粉症(風邪)には
東洋医学的に二つのタイプに大きく分かれます。

傷寒によってなる花粉症(風邪)。
そして、温病によってなる花粉症(風邪)。
この二つです。

傷寒というのは、寒邪に侵入されたケースで
これは冷えから起こる風邪。
温病というのは、温熱の邪に侵入されたケースで
これは熱ほど強くないけど、熱さから起こる風邪。

小青龍湯は傷寒によって起こる場合には
有効なケースが多いのは確かですが、昨今の傾向として
傷寒によって起こるケースは少ないです。
で、その対応策として使われだしたのが越婢加朮湯ですが
これは熱証が強いケースには良いのですが
熱証用のため、少々冷やし過ぎる傾向があり
結果、逆に傷寒型になってしまうこともあります。

ま、逆に傷寒になってしまう場合は
東洋医学では誤治と言いまして
それを処方した奴が悪いって話になるわけですけどね。

昨今多いのは、温病型。
花粉症に悩まされて、なかなかよくならない方は
もしかしたら温病型かも知れません。

是非とも、漢方専門薬局へお越しください。

今回は切診編です。

患者様の身体の状態や悩み、症状を聞くことは
東洋医学では当然の事です。
もちろん、その情報こそが最も重要なのですが
それ以外にも患者様の状態を確認する方法として
望診、聞診をご紹介して参りました。

最後の情報が、この切診です。

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切診とは、患者様の身体に触ることによって得られる情報の事です。
脈診や切経診、背候診や腹診などがあります。

脈からは身体の中の内熱の状況や気滞の状態など
様々な事が分かりますし、経絡を触る切経からは
十二経絡のどの経絡の状態が悪いか分かりますし
背候診からは、各経絡の兪穴の状態を把握することで
経絡の状態をある程度把握することが出来ますし
腹診からは、腹部の状態から
腹満や心下痞などの状態が把握できます。
当店は鍼灸師が常駐していますので
これらの方法は全て必要に応じてさせて頂いておりますし
他にも徒手検査法などの現代医学の手法も用いて
出来るだけ正確に状態を把握しております。

このように、患者様から聞き取る情報以外の情報も集め
長年の経験や、古典の情報
中医学の知識、和漢方の知識を複合的に照らし合わせて
『証』と呼ばれる患者様の体質を把握し
それに応じた漢方薬を提案させて頂く。

ここまでやって初めて
漢方薬は本来の力を発揮出来るわけですね。

簡単に
『風邪だから葛根湯、それで効かなきゃ麻黄細辛附子湯か麻杏甘石湯』
ですか?

そんなチャート式の方法であれば
漢方薬なんて誰でも出来ます。
それこそ、医師も薬剤師も要らないでしょうし
複雑な東洋医学の勉強なんてする必要性も無いでしょう。

気軽に漢方に触れて頂きたいというのは確かなのですが
あまり気楽にしすぎますと、逆に悪化してしまうことにもなりかねません。

漢方薬をやってみたいという場合は

是非、餅は餅屋を忘れずに!

漢方薬は漢方専門薬局や漢方専門医をお尋ねください。

<ダイエットコーナー>
前回から始まりましたダイエットコーナーですが
防風通聖散の影響により
被験者のポンポンが度々痛くなるため
防風通聖散によるダイエットを断念致しました。
なお、始めてから1ヶ月ですが
体重は500gしか落ちてません。
このまま続けると痩せたかどうか分かりませんが
とりあえず、1ヶ月では誤差の範囲内しか痩せなかったと
報告させて頂きます。

次回以降は、被験者の証に合った漢方薬を服用し
検証することになります。

86.5kg→(1ヶ月)→86.0kg

少々遅くなりましたが
本年も紀三井寺漢方研究所 紀三井寺薬局
紀三井寺鍼灸按摩マッサージ院共に、宜しくお願い致します。

今年も少しでも皆様のお役に立てるよう、日々精進していく所存です。
あと、今年は、漢方鍼灸でダイエット実験を敢行致します。

当店ご自慢の豚、菊谷岳司氏(永遠の30才)が
身長172.5cm、86.5kgという体型から
漢方・鍼灸を使ったら痩せることが出来るのか?
を検証する予定となっております。

予定としましては。

1.防風通聖散の検証(1~3月末)
2.体質に合った漢方薬での検証(4~12月)
3.耳鍼(飢点)での検証(4~12月)

となっています。
条件ですが・・・

1.運動は一切行わない。
2.食事療法は、1週間のうち5日間普通に食事をし
2日間は1日のカロリーを600Kcalに抑える。

運動を行わないのは、運動をしてしまうと
運動で痩せたと解釈出来るからです。
やはりダイエットを効率的に行うには
運動+食事制限であることは明確です。
ですから、運動を行わないことで
漢方と鍼灸が、本当にダイエット効果があるか検証出来ますよね。
食事に関しては去年一年間やっていた実績がありますので
それと比較検証可能です。
上記条件のみで、去年一年間検証した結果
89kg→83kgまで落ちました。
ちなみに、去年食事療法を開始直後3ヶ月で3kgも痩せています。
しかしながら、年末年始の不摂生の結果
なんと3.5kgのリバウンド(泣)

というわけで、毎月体重の実績を書いていきますので
楽しみにお待ちください♪


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