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お肌は内臓の一部です。塗り薬もいいけど、効かない時、漢方薬を考えてみませんか?

ニキビは、東洋医学では肺(運動不足)、肝(自律神経)、胃脾(食べ物)が原因です。皮膚の疾患なので、肺の熱に関わりますが、肺だけでなく、肝が関係している血の熱、体の中で一番熱が多い消化器-脾胃にも原因があります。

間違ったダイエット・冷たい物・甘い物・脂っこい物、乳製品、果物等を摂り過ぎていませんか? あなたは、どのタイプですか?
  1. 思春期のニキビ
    主に鮮やかな赤で、膿を持った疱。肺の熱が原因なので、熱を清し、解毒して、化膿を抑える。
    → 清上防風湯 防風通聖散などが適しています。
    他の症状:冷たいものをよく飲む。便秘。鼻づまり等。

  2. 生理前に出やすいニキビ
    色が赤黒く、生理前で、血の熱に関係するニキビです。熱を清し、お血をとる。
    → 加味逍遙散、温清飲、桂枝茯苓丸、竜胆瀉肝湯
    他の症状:イライラ。生理痛。生理不順。頭痛。胸が張る等。
    女性の場合、生理不順があると、それから治療しないとなかなか治りませんよ。

  3. 胃腸の調子が悪い人のニキビ
    ジクジクと化膿しやすく、色のそんなに赤くない。脾が原因なので消化器を調えて熱・湿をとる。
    → 平胃散、二陳湯、半夏瀉心湯を基礎として清上防風湯、黄連解毒湯
    他の症状:軟便だけどすっきりしない。体がだるい、むくむ等。
皮肩は、体、特に小腸と密接に関わっています。自己判断で、合わないお薬を、飲まれる前に、是非ご相談ください。


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