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太っていると女性ホルモンが過剰に
女性の場合、体重や体脂肪が平均値よりも大きくはずれていると妊娠しにくくなります。BMI(体格指数)値でいうと22ぐらい、体脂肪だと20~25%ぐらいが世界的な平均値で、やはりこれぐらいの数値がいちばん妊娠やすいようです。体重・体脂肪が多く太りぎみの人は、三食バランスよく腹八分目に食べる、間食で甘いお菓子を食べないなど、食事の内容を見直して、やせる努力をしてください。女性ホルモンは脂肪にとける性質もあるので、太っていると女性ホルモンが過剰になって、ホルモンバランスがくずれることがあります。また、間食で甘いものを食べるとインシュリンがたくさん出ますが、インシュリンがたくさん出ると排卵しにくくなることがあります。太っている人は大きく水太りタイプ、かた太りタイプに分けられますが、どちらのタイプも食事や生活を見直して、体に合った漢方を使い、余分な水分、脂肪を排出してやせれば、きっと妊娠しやすくなることでしょう。

やせすぎると、月経がストップ!!
 薬局にご相談にいらっしゃるかたでも、太りぎみの場合は「太っていることは健康によくない」という自覚があるので、努力してダイエットに成功してくれるもの。むずかしいのは体重・体脂肪が低めの、やせているかたです。しかも「ずっとやせているけれど、かぜもひきにくいし、丈夫なほうだ」と思っているようなかたには、なかなか自分の体が不健康な状態にあることを自覚していただけません。しかしこれまで病気もせず生活してきたとしても、赤ちゃんが欲しくてがんばっているのになかなかできないというのは、やはり体のどこかに改善すべきところがあると受け止めるべきではないでしょうか。
 不妊でご相談にいらっしゃるのはやせぎみのかたが多いのですが、やせすぎると女性ホルモンの分泌が低下し、月経が止まってしまいます。体重・体脂肪の体にコントロールしすぎると女性ホルモンの分泌が低下し、たとえ妊娠できたとしても、エネルギー不足で健康な妊娠生活を送れなかったり、おなかの赤ちゃんが大きく育たなかったりする心配もあります。もちろん必要以上に太る必要はありません。「やせている」→「平均値 に近づける」だけでいいのです。
 太りぎみの人もやせぎみの人も、赤ちゃんを授かるため、授かった赤ちゃんをしっかり育てるため、是非適正な体重、体脂肪の体にコントロールしてほしいと思います。

胃腸が元気になった結果、体調もととのい、自然に妊娠
39才の女性で、2人目の赤ちゃんを望んでいるけれど、なかなか妊娠しないというご相談。身長153㎝で体重は38㎏。出産後5㎏以上やせてしまったそう。冷え性に加え、胃もたれもあり、なかなか太れないといいます。
そこで、産後の衰弱によい自家製当帰建中湯をお出しすると、胃もたれや冷えはすぐに改善。体重もふえたので、温経湯にかえ、子宮をあたためてもらいました。ずっと調子はよいそうですが、なかなか妊娠されません。冬になって下痢をするようになったので、胃腸を強くする人参湯を処方。さらになわ跳びを毎日必ず1000回やってもらいました。するとおなかの調子がよくなり、体重も2㎏ふえ、高温期も上昇して、2カ月後に妊娠されました。
 このかたは出産経験もあったため、婦人科の問題ではなく、体重をふやして妊娠を継続できる体ができたことで、自然に授かったのだと思います。赤ちゃんを産むためには大変なエネルギーが必要なことは、自然界の動物を見てもわかります。
 問題が、婦人科ではなく、体重不足や体力不足ということは案外多いもの。体重は漢方で適正値までふやし、体力はなわ跳びでつけたのがよかったのでしょう。

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織田信長 


激しく厳しい性格で、気が短いが50歳までは超健康体。母の愛情不足が生んだ変わり者の性格は、誉めてもらいたい症候群と、負けず嫌いの性分。許せない相手を完膚無きまで叩きのめす、とても怖いタイプ。身長170㎝、体重65kg。(薬剤師鈴木の勝手な解釈)

 漢方相談を行う時、その方の生い立ちがとても参考になります。性格は遺伝もありますが育ちに影響されると思うのです。それはさておき、信長に漢方薬を出すなら「柴胡桂枝乾姜湯」でしょうか。性格が少し穏やかになるかもしれません。私も大好きな漢方薬です。家臣は明智光秀。NHK大河ドラマの「麒麟がくる」の主人公です。因みに光秀の健康法は、‘ちまき‘とサウナと言われていますが、信長の健康法は?それは、足を鍛える事でした。この事は、徳川家康公でも同じでした。

足を鍛える健康法
険しい岐阜城(稲葉山城)を90分往復を9年間よく歩きました。また安土城(ビル10階)を上り下りで足を鍛えていたそうです。その時に履いていた草履は、足半(あしなか)と言って草履の後半分を切り取ったようなもので、これを履くと重心がつま先にかかります。50歳を超えると、踵が重心となり、浮き指が肩こり、腰痛のもととなります。太腿筋肉量の要介護危険ラインは10g/Kgwと言われています。特に男性は足から老化が始まります。めんどくさがらずにできるだけ歩きましょう。

家の中でもできる足を鍛える健康法
① トイレで座り立ち2回、大股歩きや腿上げ
② 足半(あしなか)を使う。
③ 足先タオル引き寄せ運動2分、1日2回行う。(お店にてお伝えいたします。)

心を鍛える健康法
 切れやすい信長を反面教師として教わる健康法です。攻撃的でせっかちなタイプは、血小板に角が生えてくるそうです。その結果血液はドロドロ状態になり、血栓が出来て心臓病や脳梗塞のもととなるそうです。イライラしたら深呼吸。理性が介入する6秒間を数えて落ち着かせましょう。

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簡単にいうとミカンの皮を乾燥させたものです。ミカン科の常緑小高木、オオベニミカン(大紅蜜柑、福橘)、コベニミカン(余橘、朱橘)、ウンシュウミカンなどの柑橘類の紅熟した果皮です。あまり寒くない地方であれば、ミカンの原種、白輪柑子(しらわこうじ)を植えると良いです。白輪柑子蜜柑は最高級と言われています。橘の字のつくりの矞(いつ)は、2色の縁起の良い雲で、矞雲(いつうん)と呼ばれる雲があり、その意味を持ちます。矞雲は外が赤く内が黄色で煙や霧のようなひろがりをみせ、郁々紛々としています。橘皮も外側が赤く内側が黄色で、これを割るとかぐわしく紛郁としていて、矞雲と似ています。味は辛で、気は温です。柑橘特有の芳香、苦味とわずかに刺激性があります。神農本草経の中では上品(上薬)に分類されます。橘皮と同様にミカンの皮を乾燥してつくられた生薬に「陳皮」があります。陳皮は橘皮とほぼ同じものでありますが、元々は、長く保存されたもので陳久品が良いとされたところから付けられて陳皮と呼ばれました。現在は大きな区別は無いように思われます。
 橘皮は、健胃薬、胃の働きを整える働きがあります。また嘔吐、咳、痰に効果があります。そこから発展して、しゃっくりにも応用されます。心胸の気分を通じるようにし、滞りを破り、胸の痞えを散じます。橘皮を使用している漢方薬は、釣藤散、茯苓飲(原方)、鶏鳴散加茯苓などがあります。二味の薬徴として、橘皮・生姜の組み合わせは、横隔膜や上腹部の冷えによる緊張からくる吐き気やむかつきを治す作用があります。心胸の気分を通じ、胃を温め、水の逆行をなくして、吐き気がしてムカムカする事や、吐き気はあるが何も吐けない症状、しゃっくり、気の滞りによる手足の冷えを治します。

voicy


voicy (インターネットラジオ)に出演いたしました。

2021年5月16日(日)6:00から配信のインターネットのラジオ「voicy」でお話させて頂きました。

耳トレで有名な作曲家である京都精華大学教授の小松正史さんのコーナーに出演させていただきました。

「#044 ゲスト回 薬剤師鈴木さんと漢方音楽を語る – 作曲家&京都精華大学教授 小松正史」です。

いつでもお聞きいただけます。

ご興味のある方は、下をクリックし、お聞きください。 
            ↓ 


https://voicy.jp/channel/1779/154007リンク

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先日NHKの番組にて、合気道の師範が、呼吸法についてお話していました。人はいきなり大きな音が近くで鳴ると、ストレスを感じます。しかし、呼吸をゆっくり深く長く行っている時には、同じ状況に出くわした場合でも、ストレス度が減少するというものでした。
私は、それを聞いてすぐに納得しました。なぜかというと、同じ経験を日常生活で体験していたからです。その体験とは、親に大声でなにか言われたとき、「うるさいなぁ」「わかってるよ」とかなりのストレスを感じます。こんな経験は、私だけではないはずです。しかし、同じ状況にも関わらず、その大きな声を右耳から左耳へ受け流すことができる時があります。(受け流すことがいいことか、悪いことかはわかりませんが、、、)それは、ヨガをしている時です。ヨガをしている時、必ず呼吸は深くゆっくりしているからです。
ストレスの根本が取り除けないとしても、自ら回避する術を身につけることはできます。それが、深い呼吸です。
身体をめぐる“気”の通り道
 本日も、呼吸を助ける1分ヨガをお伝え致します。身体を動かして、心も身体もストレスを受け流せる環境をつくりましょう。
 今回は、背骨をしなやかに動かし、身体に空気の通り道をつくります。空気を通しやすくすると、漢方でいう“気”もめぐりやすくなります。気が上に衝き上がると、頭痛、めまい、動悸などが起こります。このとき漢方では、桂枝+甘草を使います。また、原因不明ののどのつまり、胸のつまりには、蘇葉(紫蘇の葉)や陳皮(みかんの皮)などの気を発散するものを用います。
 それでは、身体をゆっくり動かして、背骨の一骨一骨の間にスペースをつくるつもりで行っていきましょう。
まず、準備として、椅子に浅く姿勢よく座ります。手を胸の前で組み、手のひらは自分の方に向けます。
①鼻から息を吸って、手のひらを天井に向け、頭上へ上げ、胸を開きます。
②鼻から息を吐いて、手のひらを自分の方に向け、胸の前に戻し、手の甲を前に押し出すようにして背骨を丸めます。
③息を吸って、手のひら自分のほうに引き戻し、①へ。
①~③を3回繰り返します。吸う息、吐く息は10秒ずつ行います。この10秒が、短いようで長く感じる方がいらっしゃると思います。普段それだけ、呼吸のリズムが速く、深くできていないことに気づかされるでしょう。その場でぜひお試しくださいませ。


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