ひざ痛の漢方も色々あるのですが、胃があまり強くない冷えているタイプの方の関節痛の治療はあまり攻める漢方が使いにくい事があります。
攻める漢方って何よ、って話ですが、麻黄や石膏という生薬が入る漢方です。これらは比較的食欲がしっかりしているタイプの方の関節痛に使う漢方になります。炎症を冷やして、余計な水を抜く事で腫れを抑えるやり方です。
が、胃が強くない冷えている人にこれをやると、まぁまぁしんどいことになります。なので、胃腸の調子を整えてあげながら、冷えの原因になっている水分を優しく抜いてあげる生薬でアプローチします。少し時間はかかるかもしれませんが、体質改善効果が高いので、揺り戻しが少ない治療法になります。
今回は少しインパクトの薄いトピックになってしまったでしょうか。
ざっくり纏めると
| 関節が痛い人 | 筋肉が痛い人 |
虚証(冷え性、華奢)| A | C |
実証( ガッチリ系 )| B | D |
こんな感じです。
体質によってきちっと漢方方剤を選定する事で確実に当てに行く事ができます。
「ブログ見たんですけど、わたし、Bタイプかなと思ったんですが、漢方いいのあるんですか?」
とお声掛け頂くと話がスムーズですね( ^^) _旦~~
ご相談ください。
吉晃
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更新日: 2017/12/05 |