梅雨が長引くと、漢方的な捉え方で言うと身体の湿度が上がってしまいます。
すると出てくる症状がいくつかありますが、これらの症状は元々その人の脆弱性として持っていたものか、あるいは後天的に出てきた弱点みたいなもので上手に付き合っていく必要があります。
またこれらは梅雨が抜ければ確かに少しはましになりますが、西洋薬で無理やり抑え込んでも何も解決していないものであることをご理解ください。
つまり、休養、食養、運動、そして薬養で治していく事が味噌になります。この場合の薬養は漢方を使ったり健康食品で補助したりという事になります。
眩暈、浮腫み、せき、皮膚炎、など酷くなっていませんか?
また自律神経が不安定になり、朝が辛かったり、頭痛がしたり、憂鬱な気分でお悩みではありませんか?
ひざなどが痛くなる年齢の方なんかだと、梅雨と冬の冷える時期に関節痛が酷くなります。
これらは痛み止めや湿布を貼れば一時的には症状が取れますが、根本的には改善していないので、ずっと使い続ける事になりますし、じわじわ進行するので薬で抑えきれなくなっていきます。
飲んでいるのに、貼っているのにやっぱり痛いなんて人もいます。
歳だから仕方ないとあきらめて痛みと付き合っていくのも一つですが、痛みを抱えて痛い痛いと意識する人生ほどしんどくないでしょうか。
痛みとは無縁でやりたい事をやりまくれる身体を取り戻しましょう。
今回は梅雨のシーズンは色々と症状が出やすくなりますよ、早く治しましょう!というお話でした。
山陽堂に一度ご相談ください。
漢方相談 薬剤師 來住吉晃
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更新日: 2019/07/11 |