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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

男にはつらさが分かりにくい月経痛
月に数日だけなので対症療法としてロキソニンを飲まれている方も多いことと思います。
連用し続けることで胃痛などの副作用が起こりやすくなったりもするので、ぜひ漢方薬を試してほしいものです。
ドラッグストアにいっぱいありますからね。
漢方薬局はちょっと敷居が高いと思う方はまずはそちらで試してみてください。

選ぶときに注目すると良いのが入っている生薬です。

月経痛は経血を排出させる際に子宮の筋肉が収縮することによって起こります。
ただ単に筋肉の収縮を緩めて痛みを止めるためだけだったら、芍薬と甘草が入ってる漢方薬を選びます。

また子宮が冷えることでも痛みが起こります。
その場合は子宮を温めて血流を良くする当帰、川芎が入った漢方薬を選びます。
痛みが強い場合は当帰と川芎以外に芍薬と甘草も一緒に入ったものか、芍薬と甘草が入った漢方薬を合わせる必要があります。
冷えの度合いが強い場合は呉茱萸だったり乾姜だったり温める生薬が入ってるものの中から選ぶといいでしょう。

温めるような漢方薬はお湯で飲まないとあまり効果ないので、面倒でもお湯を沸かして飲んでください。

女性特有のお悩みによく使われることでも有名?な婦宝当帰膠
イスクラさんから出てます。
そして、それと同じようなものでコタローさんから出てる婦人宝があります。
違いは何なんでしょう?

構成生薬、分量ともに同じではありますが、味は婦宝当帰膠は甘いです。
婦人宝は甘さを控えている分、若干生薬って感じがします。
あくまで個人的な感想ですが・・・

量はともに300mℓですが、婦宝当帰膠が1回4mℓに対して婦人宝は1回5mℓと1mℓ多いため、婦宝当帰膠は37.5日持つのに対して婦人宝は30日と短いため、定価は同じでも婦宝当帰膠の方がお得といえばお得になります。
ただ、婦宝当帰膠は一瓶に300mℓ入ってるため、開封してから飲み切るまで日数がかかりすぎるため品質の維持はしにくいです。
それに比べて婦人宝は一瓶100m1ℓで3本入っているため、10日毎に新しいものに変わるため、品質はある程度保たれるという利点はあります。
どちらを取るかですね。

婦宝当帰膠は中国で製造されているため、供給が不安定であるのに対し、婦人宝は国内製造なため、供給は安定しています。
国内に拘る人は婦人宝がおススメですね。

添加物の量でも違いがあり、婦宝当帰膠は白糖及び黒糖のみなのに対して、婦人宝は白糖、黒糖以外に9種も入っており非常に多いです。
添加物に過敏に反応される方は婦宝当帰膠を選択した方が良いですね。

婦宝当帰膠、婦人宝ともに当帰が全体の7割を占めており、当帰は血を補い、血流を良くする作用があり、それらの不調が原因で起こる生理痛や生理不順など女性特有の症状の改善に役立ちます。
血流が良くなって血色も良くなった結果、お肌の状態も良くなるので結果、美容にも繋がるのです。

ただ血色が悪いからと言って、胃腸が弱いために栄養がとれてなく血色が悪いというのではなく、あくまで胃腸は特に問題なく栄養もしっかりとれているのになぜか血色が悪いという方に使います。

当薬局では婦人宝を扱ってます。
気になる方はご相談ください。

コロナが流行りだしてから多くの方が手洗い、うがい、マスクをするようになりました。
神経質な方はアルコール除菌なんかもしたりして。
そういうことを徹底しているのに風邪やインフルエンザにかかったんですけど何で?と言われる方がいます。
確かに上記のことをするのも対策にはなるのですが、所詮上っ面でしかないんですよね。
ウイルスなどに負けない体を作るという肝心のことが疎かになってます。
遅くまで起きていたり、休みの日は遅くまで寝ていたり、食べすぎだったり食べなさすぎだったり、ストレスを溜め込んだり、運動しなかったり・・・
不摂生な生活を改めることをしない限り、厳しいかと思います。
実際問題、難しいでしょうね。
規則正しい生活ができにくい世の中になってますから。
それでも風邪、インフルエンザ、コロナに負けない体作りを心がけましょう。

フレイルというのをご存知でしょうか?
年を取って心身の活力(能力、認知機能、社会との繋がりなど)が低下した状態をフレイルと言います。
多くの人が健康な状態から、このフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。

ではフレイルの兆候があるかどうかチェックしてみましょう

・ほぼ同じ年齢の同性と比較して健康に気を付けた食事を心がけている      はい・いいえ
・野菜料理と主菜(肉または魚)を両方とも毎日2回以上食べている          はい・いいえ
・「さきいか」「沢庵」くらいの固さの食品を普通に嚙み切れる               はい・いいえ
・お茶や汁物でむせることがある                               いいえ・はい
・1日30分以上の汗をかく運動を週2回以上、1年以上実施している          はい・いいえ
・日常生活において歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施している  はい・いいえ
・ほぼ同じ年齢の同性と比較して歩く速度が速い                     はい・いいえ
・昨年と比べて外出の回数が減っている                           いいえ・はい
・1日1回以上は誰かと一緒に食事をしている                        はい・いいえ
・自分が活気に溢れていると思う                               はい・いいえ
・何よりもまず、物忘れが気になる                              いいえ・はい

右側に〇が付いた時は要注意です

4つ右に○付いたんですけど・・・
今の世の中がね、悪いんですよ
便利を求めて健康を失う
だからといって捨てられないんですよね

不眠といっても

・イライラして眠れない
・クヨクヨ考えて眠れない
・疲れすぎて眠れない
・食べ過ぎて眠れない
・コーヒーを飲んで眠れない

など、いろいろあり、使う漢方薬も違ってきます。

例えば、イライラして眠れないというのは、五臓でいう肝と関係しています。
肝は気血の巡りをスムーズにし、感情をコントロールする働きがありますが、滞ることによって熱を帯び、それが長引くことでどんどん熱く燃えていく状態になります。
あまり専門用語は使いたくないですが、あえて使うなら肝鬱化火という状態になります。

イライラとは逆にクヨクヨ考えて眠れないというのは、五臓でいう心と脾と関係があります。
肝は感情ですが、心は精神に作用し、失調すると不安な気持ちにさせます。
脾は消化器系のことを指し、ここの失調は思い悩ませることを助長させます。
専門用語を使うなら心脾両虚という状態です。

簡単に書くと肝鬱化火は過去のことを考えて眠れない、心脾両虚はこれから先のことを考えて眠れないといったところです。

疲れすぎて眠れないという場合もあります。
疲れたら眠れるだろって思うかもしれませんが、疲れすぎというのは、消耗が激しいということです。
興奮や神経の昂ぶりなど陽の力を鎮める陰の力もなくなります。
それによって熱を生じる虚熱という状態になります。
その熱によって体が火照ったりして眠れなくなります。
寝不足が続くと陰の力が失われるため、この状態になります。

食べ過ぎて眠れない場合は、まあ食べ過ぎなければ問題ないかと。
コーヒーの飲み過ぎも同じですね。

あと睡眠薬を飲み続けている人というのは、飲まないと眠れないという不安から飲み続けていることから上記に書いた心脾両虚に該当します。
睡眠薬を止めたくて漢方に頼る方多いですが、勘違いしないでほしいのは、漢方薬を飲む、即睡眠薬を止めるというのではないです。
即止めてしまえば、当然眠れません。
自分の勝手な判断で止めることだけはしないようにしてください。