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肥満は発展途上国においては富者のステイタスシンボル?
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- 茶カテキン
- 茶の基源植物チャには、
- 樹高3m程度になる灌木で耐寒性の強い中国種(学名:Camellia sinensis var.sinensis)
- 喬木で葉が大きく高木性のアッサム種(学名:Camellia sinensis var.assamica)
が知られている。
チャ葉の主要成分としては、中枢興奮作用を示すアルカロイド caffeineと、茶の甘いうま味成分で鎮静作用を示すアミノ酸 theanineおよびポリフェノールの一種であるカテキン類やタンニン類が知られている。
チャ葉の主要なカテキン類には、(-)‐epicatechin、
(-)‐epigallocatechin、(-)‐epicatechin gallate および
(-)‐epigallocatechin gallateの4種がある。
カテキン類には、抗酸化作用、抗菌および抗う蝕作用、抗がん作用、血圧降下作用など多様な生物活性が知られている。
肥満や糖尿病予防に関係したものとして、血中コレステロール濃度上昇の抑制作用、体脂肪抑制作用、α-アミラーゼ阻害作用、血糖値上昇抑制作用が報告されている。
飲用される茶類には加工調整法の違いによって、
- 緑茶などの不発酵茶
- 烏龍茶などの半発酵茶
- 紅茶などの発酵茶
に大別される。
アッサム種のチャ葉は、中国種に比べてカテキン類やタンニン類の含有量が高く、その為にアッサム種から調製された緑茶は渋みが非常に強く、通常は発酵させて紅茶などにして用いられる。
日本の茶祖とされる栄西禅師は、「喫茶養生記」を著して我国における茶の普及に貢献されたと伝えられている。 その中で、茶が養生の仙薬であり、喫茶することが人の寿命を延ばす妙術であると言っている。
チャ葉にはビタミン類も豊富であり、カテキン以外の成分も重要な役割を担っていると考えられる。
チャ葉からカテキン類などの一部の有効成分を濃縮、取り出して服用することもよいが、普段から喫茶して身も心もリフレッシュすることも肝要かもしれない。
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