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暑い夏が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回取り上げますのは心筋梗塞です。

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『心筋梗塞って冬じゃないの?なんで夏?』という方が
意外にも未だに多いようですが、実際に統計上は夏が一番多いのです。
これは東洋医学的にも正しくて
『夏の季節は心臓の病になりやすい』
黄帝内経という紀元前に出来たとされる古い書物にも書かれています。
この黄帝内経は紀元前100年前後頃の書物かと思われますが
そんな昔から夏は心臓の病気になりやすいんだと
分かっていたっていうんだから
昔の人の観察眼は驚異的ですよね。

では、なぜ夏になりやすいのか?
夏場は水分が汗で出ていきますので、体の水分が不足しがちです。
結果として、熱中症などを起こすのですが
この時、血液はどうなっているんでしょう?
血液も水分ですから、当然水分が不足すると、流れは悪くなります。
流れが悪くなると、当然どっかで詰まりやすくなっちゃいます。
ここに現代人に特有の冷房による寒暖差やストレスが加わると
血管が収縮しやすくなり、血栓がつまりやすい状況が出来るわけです。
こうなると、当然心筋梗塞だけではなく、脳梗塞も起こりやすくなります。

予防策としては、こまめな水分補給
それからエアコンの温度調節、それと必要以上のストレスを身体にかけないこと。

『全部やってるさ』って方ほど要注意、意外と出来ません。
厚労省によると、夏場の水分の支出は
汗や排泄で2.5リットルは出ていくそうです。
食事や体内産生される分で摂取できる水分の量は約1リットルですから
1.5リットルぐらいの水分を飲み水として補給しないと、足らなくなるわけです。
500mlのペットボトルにして、3本分ですが、これ、水をベースに考えた場合です。
カフェインを含む飲み物やカリウムを含む飲み物は利尿作用がありますから
お茶等では2リットル近く飲まないとダメということになります。
水分補給は出来るだけ水で飲みましょう。
当然汗が大量に出たと実感できる場合は、塩分補給も忘れずに。

漢方薬では滋陰作用や清熱作用
補気作用や活血作用のあるものがオススメです。
ある程度の予防の一助になるかと思います。

しかし、頭痛、胸が痛い、肩凝りや首の痛みなど
今までに感じたことないくらいの異変を感じたら、すぐ病院にかかりましょうね。


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