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 無意識のうちに行われる生命活動(体温安定・傷口が治る自然治癒力など)は、みんな体内酵素の働きよって、支えられています。
 この酵素(エンザイム)は、生命の維持や活動に不可欠な触媒機能を備えたタンパク質の一種です。あらゆる生物に存在し、その内部で起こるすべての化学反応を触媒するものです。つまり、試験管の中で、時間をかけて行なわれる化学反応を、体内酵素は、体内の36~37度の環境下で、瞬く間に行なうのです。
また、一つの酵素には一種類の作用しかなく、鍵と鍵穴のような関係であることは、わかっています。しかし、体全体で、どのくらいの種類の酵素が存在するかは、わかっていませんが、体内酵素は生命活動の基盤といえますから、十分に確保しておくことが、健康や寿命を左右するカギとなります。
 
 とはいえ、体内酵素は使えば減り、加齢によっても減少します。逆に幼児の体内には、老人の100倍にも、相当する酵素があるといわれています。そして、最近わかったことは、一生の間に体内でつくられる酵素の量には、限りがあるということです。
 
 体内酵素が少なくなると、老化が早まったり、病気にかかりやすくなります。そうならないように、体内酵素を効果的に補給する一方で、なるべく消耗しないようにしなくてはいけません。

次回は、体内酵素の使われ方リンク について、紹介したいと思います。

 体をコントロールする自律神経は、私たちの体内活動のうち、意思とは無関係の部分をつかさどっています。

 この自律神経は、運動性の神経を助ける交感神経と消化器官や循環器官を助ける副交感神経という、相反する二つの体制から成り、両者が同時に働いてバランスを取りあうことで、体内システムが正常に稼動します。つまり、状況に応じて一方が優位に働いたり、相方の暴走にブレーキをかけたりと、二つの神経は、網引きしあうような関係にあります。

 ところが、間合いを間違え、いずれかが一方に大きく傾いた時、とたんにバランスを失い、体に変調をきたします。
なぜなら自律神経は、外界からの侵入した異物から体を守っている白血球を支配しているからです。

 白血球は血中の免疫細胞であり、免疫細胞の中心的な存在です。ゆえに、自律神経と白血球の連携が、免疫力を左右します。

 この白血球は、顆粒球60%とリンパ球35%が大半を占め、このバランスをつかさどるのが、交感神経と副交感神経のシステムなのです。

 交感神経が、外部より強いストレスを受けると顆粒球が増えます。この顆粒球から発生する活性酸素が、胃や腸の粘膜をチクチク攻撃するため、胃がキリキリ痛んだり、腸の環境を悪化させます。反対に、副交感神経が活発、つまり体の力を抜いてリラックスすれば、リンパ球の割合が増えます。ただし、リラックスして心地の良い状態が続くと、今度はリンパ球が多くなりすぎて、アレルギー物質などの抗原に対して敏感に反応し始めてしまいます。甘いものを取り過ぎると、消化を促進するために、副交感神経が常に優位になり、リンパ球が増え過ぎて、アレルギーを引き起こすとも言われています。

 つまりは、バランスです。
 病気を防ぐためには、ストレスを極力ため込まずに、
副交感神経を優位にすることが、コツということになります。

人間が生きていくうえで必要な栄養素のほとんどが、小腸で吸収されます。もし、腸の働きが悪ければ、いくら体に良いものを食べても、栄養素を体に取り込むことができません。また、腸が汚れていれば、その汚れも一緒に体内に吸収されて全身を巡り、血液やほかの器官まで汚染してしまいます。つまり、腸内環境のコンデションが、全身の健康状態に大きく関わってくるのです。
その為にも、腸内環境を整えなければなりません。

(1) できるだけ無農薬、有機栽培の植物食を多く摂り、動物食を控えめにする。(植物食は85%~90%、動物食は10%~15%程度で、動物食はできるだけ、魚介類を。)
(2) 生野菜や新鮮な果物、刺身など、生に近い状態で食べることで、食品の持つ有用な酵素類をムダなく摂り入れられる。また、納豆やぬか漬け、味噌などの植物性の発酵食品も、有効。
(3) 30~70回程度は、噛んで十分咀嚼するクセをつける。
(4) 夕食は、寝る4~5時間前までに食べ終える。
(5) 積極的にサプリメントを活用する。(昔に比べて日本の野菜から、ミネラルやビタミンの含有量が年々減少していると指摘されている為。)
(6) よい水を毎日1~1.5リットル飲むことで、腸内細菌を活性化させる。
 
 すべてを一度に実行することは、難しいかもしれませんが、一歩一歩、食生活や生活習慣を見直して、腸内環境を良くしましょう。
また、当店では、腸内環境を整えるサプリメントも、販売しています。

(1) 病原菌やウイルスの撃退
マクロファージが、細菌やウイルスを発見し、食べることで、その情報を入手し、報告します。すると、マクロファージから報告を受けたヘルパーT細胞は、B細胞に攻撃を命令します。命令を受けたB細胞は情報を元にミサイル(いわゆる抗体)を用意し、細菌・ウイルスを攻撃・撃退します。

(2) がん細胞やウイルスに感染した細胞の増殖抑制
マクロファージが、がん細胞やウイルス感染した細胞を発見し、NK細胞とともに攻撃します。さらにマクロファージから報告を受けたヘルパーT細胞は、マクロファージ、NK細胞、キラーT細胞に攻撃命令を出します。すると、この3つの免疫細胞たちが、がん細胞・ウイルス感染した細胞を攻撃・撃退します。

 これらの免疫細胞は、リンパ組織により、全身に配置されていますが、その中でも、普段から食べ物と一緒に細菌やウイルスが入ってくる腸は、全身の免疫細胞の半分以上が集まる、体内最大の免疫臓器です。その腸は、情況に応じて解毒作用を行ったり、肝臓や膵臓など他の器官に指令を出したりと、適切な処理方法を決定します。脳以外の臓器としては、非常に珍しいことで、この賢い機能の為に、腸は、『第二の脳』と呼ばれています。

 次回は、腸内環境の整え方リンク について紹介したいと思います。

 カラダの防衛軍として、免疫の働きを行うのが、免疫細胞ですが、色々な種類が存在します。今回は、その主力メンバーの紹介です。

(1) 偵察・攻撃部隊の『マクロファージ』
 体内を監視し、侵入してきた細菌やウイルスを攻撃して食べます。
 また敵(細菌・ウイルスなど)の情報をヘルパーT細胞に報告します。

(2) 司令官の『ヘルパーT細胞』
 マクロファージの報告を受け状況を判断し、免疫細胞の活性化と
 免疫反応(攻撃)が効率よく進むよう、攻撃命令を発動します。
 Th1細胞とTh2細胞があります。

(3) 機動攻撃部隊の『ナチュラルキラー(NK)細胞』
 全身をパトロールしながら、がん細胞やウイルスに感染した細胞などを
 発見すると、直ちに攻撃を開始します。

(4) ミサイル攻撃部隊の『B細胞』
 へルパーT細胞の命令を受けて、ミサイル(抗体)をつくり、発射して
 敵(細菌・ウイルスなど)を倒します。

(5) 特殊攻撃部隊の『キラーT細胞』
 へルパーT細胞の命令を受けて出撃し、がん細胞や細菌・ウイルスに
 感染した細胞などを攻撃します。

 次回は、この防衛軍たちの流れリンク を紹介したいと思います。


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