高校生 男性
受験勉強に身が入らなくなった。だるくて食欲もない。お母さんが心配して相談に来られた。幸い電話で息子さんと話をすることが出来て、タイトルのように、自分の言っていることが聞こえるようになってきて、本人もお母さんも統合失調症を疑ったみたいだ。インターネットでどんな情報も入ってくるから、当然素人はそこに行きつく。
僕は自身でも思い当たることがあったので、彼と話をし、漢方薬を飲んでもらうことになった。
3回目の注文が電話であったが、その電話でお母さんが「問題ありません」と状況を簡単な言葉で教えてくれた。本当に受験に向かって頑張る青年に戻ったのだ。念のためまた漢方薬は取りに来られたが、受験にハンディーが全くなくなったことは喜ばしいことだ。役に立てれてうれしい。もし病院で安定剤でも出されていたらランクを下げて受験しなければならなかったかもしれないし、最悪受験もあきらめなければならなかったかも。
以前からお母さんをよく知っていたことが幸いした。
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更新日: 2022/10/09 |