２０歳代　男性　（過敏性腸症候群　ガス腫れ型）
「本当によかった！」と関西出張で高速バスに往復６時間乗ったときのことを報告してくれた。
人が後ろに来ると、下腹どころか上半身も暑くなって、おへその上の痛み、お腹での破裂音などで、正気ではおられなくなる。
４月に新社会人になったのをきっかけにガス漏れを治したくて相談に来てくれた。本当に好青年で、こんな悩みを持つべきでない人。どうして善人ばかりがこうなるんだといつも残念で仕方ない。
薬を送るくらいの距離の方だが毎回来てくれて、色々話をするが、次第に明るくなった。
そして運命の出張を高速バスでしたのだが、行きは、やはり何となく緊張していたが、帰りは後ろの座席に乗客がいたにもかかわらず、寝込んでしまったらしいのだ。授業中や乗り物ではガス漏れが心配で居眠りなどしたことがなかったのに、寝てしまったみたいだ。本人も治る過程だと思い冒頭の喜びの声を出したのだと思う。