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 40歳以上の女性の5人に1人、男性の4人1人、予備軍まであわせると2人に1人が、メタボリックシンドロームだと言われています。
女性の場合、男性と違い女性ホルモンによって守られているため若いうちは、あまり心配ありませんが、閉経とともに注意が必要です。
女性のメタボは、閉経後の50歳前後から増え始め60、70代と増加するようです。

 メタボリックシンドロームのメタボリックは、「代謝」という意味です。
糖質や脂質が正常に代謝されないことで、内臓に脂肪がたまり、生活習慣病の発症が加速する状態です。
動脈硬化がすすみ心筋梗塞を発症しやすくなります。

 肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧など個々の症状は、重くなくても重なることで一気に病気のリスクが増大し自覚症状がほとんどないまま併発し、突然脳梗塞や心筋梗塞などで死に至るケースもあります。

漢方では、脂肪の代謝、水分代謝、血液循環を改善するものをよく用います。
つまり体に合った生薬で気・血・水の巡りをよくしていきます。

 肥満のタイプには、
(1) 気太り(ストレス太り)
 ストレスにより、気の流れが滞り、新陳代謝が鈍ることにより太るタイプ。このような方には、イライラを沈め、気の巡りを改善する漢方薬を用います。
 代表処方―大柴胡湯

(2) 血太り(血のめぐりが悪い)
 血の流れが滞ることにより、老廃物が廃出されず余分な脂肪となってしまうタイプ。このような方には、血液のながれをスムーズにして血行改善する漢方薬を用います。
 代表処方―桃核承湯

(3) 水太り(水分代謝が悪い)
 ぶよぶよした太り方で、体内に水分が滞ってしまうタイプ。このような方は、余分な水分排出し、正常な水分代謝に改善する漢方薬を用います。
 代表処方―防己黄耆湯

(1)(2)(3)混合太り(気・血・水の全てのバランスの崩れ)があります。
 代表処方―防風通聖散


★メタボリックシンドロームの基準
 BMI<体重÷(身長×身長)>が25以上で次の3つの内2つ以上あてはまるもの。
 (1) 中性脂肪が150mg/dl 以上かつ/またはHDLコレステロール値が40mg/dl未満。
 (2) 空腹時の血糖値が110mg/dl以上。
 (3) 血圧が最高血圧が130mm Hg以上かつ/または最低血圧が85mmHg以上。

口臭で悩んでいる方は少なくありません。
口臭には生理的なものと病的なものとがあります。

生理的な口臭には、健康な人にもあり起床時や空腹時などに見られることがあります。
病的な口臭の原因はまずは胃腸障害などの消化器疾患や歯周病などの口腔疾患が考えられます。
その他には、鼻炎、副鼻腔炎などの鼻疾患、また呼吸器、肝臓疾患、糖尿病などの全身疾患などが原因となることもあります。
また、他人にはにおわないのに自分の口臭が強いと思い込んでいる口臭ノイローゼもあります。

口臭対策としては、まず原因疾患の治療が必要です。
この他、舌苔(舌に付着している苔のようなもの)が、口臭の原因になっていることもあります。舌苔は、正常時は、必要なものですが、過剰な舌苔は細菌のすみかになり口臭の原因になります。

漢方では、胃に熱がこもっていると(胃熱)食べ物がその熱によって温められ、臭いが立ちのぼり口臭になると考えます。
胃熱(胃に炎症があり胸焼け悪心などがある)には、黄連解毒湯や三黄寫心湯などを使います。

胃腸の働きが低下すると歯周病などの炎症が治りにくくなり、ますます口臭になりやすくなります。
脾胃気虚(疲れやすく食欲不振)には、四君子湯や六君子湯などを使います。
胃寒(お腹が冷え、冷えると腹部が痛む)には、人参湯などを使います。
また口臭ノイローゼには、甘麦大棗湯、歯周病には、排膿散及湯などをよく使います。

すこやか堂では、一人一人の症状や体質が多彩なため時間を掛けてお話を伺いその方に一番良い漢方薬をお選びおつくり致しております。是非ご相談下さい。

◆子宮筋腫‐‐‐子宮内の筋肉の層にできる良性の腫瘍で、30~50才くらいの女性に多くみられますが、その原因は、エストロゲン卵胞ホルモン)が大きく関与している考えられています。筋腫は、子宮の外側に突き出している漿膜下筋腫、子宮の壁の中にできる筋層内筋腫、子宮の内側に突き出す粘膜下筋腫の3種に大きく分けられます。

◆子宮内膜症‐‐‐子宮の内側をおおっている子宮内膜に似た組織が、子宮内膣以外の場所に発生して、月経と同様の出血を繰り返すものです。子宮筋層内で増殖したものを子宮腺筋症(内性子宮内膜症)、子宮外(卵巣、卵管、骨盤膣、膀胱、直腸など)で増殖したものを、外性子宮内膜症といいます。

代表的な症状としては、月経痛、過多月経、不正出血があります。だらだら出血続いたり過多出血になると貧血状態になることも少なくありません。また、筋腫が大きくなると腰痛になったり、膀胱を圧迫すると頻尿になることもあります。

 内膜症、腺筋症では、月経痛や過多月経に加え月経以外のときの下腹部痛や、性交痛や排便痛があります。また、これらの症状は、不妊の原因になることもあります。

 西洋医学では、ホルモン剤の投与や手術が主体になりまが、漢方では、[血の道症]に使う漢方薬をよく使います。《血の道症とは、女性の生理に関係するすべての身体、精神的な不調をいいます。》血の道症を改善するには、血の汚れをとり、血の流れをよくする漢方薬を使います。

【代表的な漢方薬】

・顔色がどす黒く、つやがなく、口唇や舌が暗紫色であり、のぼせて、あざができやすいような方には、桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

・イライラして怒りやすく情緒が不安定であり、不安感や、うつ傾向で、お血証の症状(血液循環が悪く冷え、のぼせ、生理不順、肩こり等)が認められる方には、、加味逍遙散(カミショウヨウサン)

・不正出血で、何日もダラダラと止まらないで、お腹が張り手の平が熱ぽっく、唇が乾燥しやすい方に、温経湯(うんけいとう)


すこやか堂では、一人一人のお悩みの症状や体質が多彩なため時間を掛けてお話を伺い,その方に一番良い漢方薬をお選びおつくり致しております。


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