71歳 女性
脊柱管狭窄症による坐骨神経痛
腰~股関節~大腿部~足首までの張ったような痛みと痺れがある。
約3年前より徐々に痛み出す。
歩き始めが辛く、座っていると楽になる。
活血剤と去風湿剤が入っている処方と芍薬を加えて20日間お試し頂いた。
20日後にご連絡頂き、だいぶ楽になったとの御礼を頂く。
もう少し筋肉の張りを治したいとの事で、芍薬を増量して差し上げる。
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更新日: 2018/07/20 |
最近多いご相談に、脊髄管狭窄症による坐骨神経痛があります。
腰ー臀部ー大腿部の裏側ー足の外側の脹痛(つり易い、つっぱる痛み)と痺れです。 西洋医学的には狭窄が原因と考えますが、漢方では血の流れ方によって症状が現れると考えます。 このような症状の場合、まず血虚と血瘀があると考えます。 足の脹痛は肝血虚と考えます。肝血は筋肉を養い、柔らかくします。 肝血を補う代表的な生薬は芍薬です。脹痛には、この芍薬と甘草が入った漢方を使います。 他の痛みが同時にある場合は、血流を良くする活血剤と袪風湿剤を使います。 活血剤の代表的な生薬は桃仁、紅花、川芎です。袪風湿剤の代表的な生薬は防風、独活です。 これらを配合した漢方薬で坐骨神経痛の痛みを改善していきます。 |
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更新日: 2018/07/19 |
好酸球性副鼻腔炎に対する漢方薬は、
今までお話した急性、慢性鼻炎とは、 治療の考え方が逆になります。 好酸球性副鼻腔炎は、湿が多いので、 利湿剤を多めに使います。 寒熱では、どちらかというと 温める漢方薬を使うと良いです。 |
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更新日: 2018/07/13 |
今回は、慢性副鼻腔炎についてお話いたします。
鼻炎の中でも、慢性副鼻腔炎は、 細菌に感染してなります。 細菌が鼻に入り、それが膿みとなり、 一番大きな上顎洞にたまってなります。 (上顎洞は免疫が低い) その他、前頭洞、シ骨洞、蝶形洞に溜まる方も居ます。 このような慢性副鼻腔炎では、抗生剤が投与されたり、 長引く場合、多くは手術される方も多いようです。 慢性副鼻腔炎の場合、 鼻の状態は、黄色い鼻で、鼻が乾いて詰まる。 また、黄色い鼻が喉におちて、咳を伴う方が多いです。 従いまして、漢方の治療としては、 滋潤させて、鼻に潤いを与え、鼻を通し、 そして、解毒させる方法をとります。 具体的には、辛夷清肺湯、排膿散及湯、 これに、連翹、麦門冬などを加えると良いです。 |
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更新日: 2018/07/11 |