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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

今回から、もう一度、足の痺れや痛み
について考えたいと思います。

原因が、脊柱管狭窄症や頚椎の詰まり、
後縦靭帯骨化症であっても、
どのような症状なのかが、重要です。

病名で漢方薬を選ぶのではなく、
あくまで、症状に合わせて
漢方薬を選ぶことが大切です。

自律神経のうちの交感神経の過剰緊張で
動悸、胸の圧迫感、息苦しさを
訴える方がいらっしゃいます。
これも、漢方では肝の失調と考えます。

肝の経絡は、脇腹から胸を通っています。
気が滞ると、肝の経絡が詰まり、
その結果、肝の経絡に沿って、症状が現れます。
この場合、柴胡と芍薬を使います。

また、上記の症状に息苦しさが
加わる場合(梅核気とも言いますが)、
茯苓、蘇葉が入った処方も合わせて使うと良いです。
そうすることで、
多少のストレスにも耐えられるようになります。

よく、自律神経のうちの交感神経の過剰緊張で
手の震え、身体の震え、ふらつき等を訴える方がいます。
これは、漢方薬では肝の亢進によるものと考えます。

肝が亢進すると、気が詰まり、肝鬱気滞になります。
気が詰まると、そこに熱が生じ、
その熱が生じた所に、風が起こります。
その時に、身体の震え等が起こります。

この場合、肝血を補う芍薬、
平肝熄風(眩暈とか、震えに良く使います)
する釣藤を使います。

前回、不眠は疏肝して安神させることで
改善させると説明しましたが、
漢方で”疏肝”は、自律神経を整える事を言います。

漢方の不眠は、
自律神経を安定させることで治します。

いわゆる西洋医学の睡眠導入剤とは違って、
朝、漢方薬を飲んだからといって、
すぐ眠くなるものではありません。

漢方薬を飲むことで、
夜、自然に眠りにつくように促します。
この場合、毎日飲むことが大切です。

桜も遅咲きながら、やっと春らしくなりました。
春は、漢方では”肝”の季節です。
日が昇ると、肝陽が昇り易くなります。

身体がだんだんと活動的になり、
自律神経の交感神経が過剰緊張ぎみになり、
その結果、種々の症状が現れます。
その一つに、不眠があります。

漢方では、不眠は”心”が養えない事で起こります。
”肝”が亢進して、”心”が養えなくなり、不眠になります。
この場合、疏肝して安神させることで
不眠を改善させます。