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お店で漢方相談 メールで漢方相談 電話で漢方相談 03-3761-2434漢方相談 漢方ツヅノ薬局(東京都大田区)
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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

最近よく耳にする麻黄湯も、葛根湯と同じく辛温解表薬になります。
ただ、麻黄湯は葛根湯よりも作用が強く、より汗を発散させ、
それと同時に杏仁で咳を鎮めます。

最近では、インフルエンザに使われるようになりましたが、
身体が丈夫な方に使い、汗をかかせて治します。

麻黄湯は、辛温解表の作用が強いため、
虚弱な方、血虚な方が使うとかえって、体力を消耗してしまいます。
この場合は、漢方専門の薬局で、よく相談して下さい。

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、ツヅノ薬局では下記の日程を冬期休業期間とさせていただきます。

平和島本店:12月31日(土)~1月3日(火)
田町店:  12月30日(金)~1月3日(火)
*但し平和島本店のみ、12月30日(金)は午後3時迄の営業となります。

皆さまにはご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承の程宜しくお願い申し上げます。

寒くなってくると、風邪が流行ってきますが、
風邪に対してよく使われる漢方薬に、葛根湯があります。

葛根湯は、漢方では辛温解表薬といって、
発散させて汗をかかせて治します。このときは、温めて治します。
寒気があって、汗が出ないような風邪のときに使います。

よく葛根湯ドリンク剤を、冷蔵庫から取り出し、
冷たいまま飲まれる方がいますが、これでは効果が薄れてしまいます。
必ず温めてから飲むようにして下さい。

気の偏在による冷えは、気の巡りが悪い状態で、肝の失調により起こります。
自律神経のうちの、交感神経が過剰に緊張した状態です。

ちょっとした不安感、イライラ等によって肝の働きが悪くなり、気の巡りが悪くなります。
そうすると、顔はのぼせるけど、足は冷えると言った症状が現れます。
これが、気の偏在による冷えです。主に、更年期頃に起こり易いです。
この場合の冷えは、理気薬でとります。

冷えというのは、漢方で多くは、気虚(気が少ない状態)のときになります。

気の代表的な作用に、温煦作用というものがあり、この作用によって身体が温められています。
しかし、身体の中の気が少ない、気虚になりますと、身体を温められなくなり、
冷えて身体全体が冷えるのです。

これに対し、気の偏在(気の失調)により冷えるということもあります。
これについては、また次回お話いたします。