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中央アジアのタクラマカン砂漠やゴビ砂漠、黄土高原では、
春先に強風で大量の砂ぼこりが舞い上がり、上空の偏西風に乗って運ばれます。
これが黄砂で、2月下旬~5 月上旬に発生し、日本では関西以西を中心に
1年に30日ほど観測されます。
粒径が 約4マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルで、
スギ花粉の10分の1ほど しかなく、肺の奥まで入りやすいのが特徴です。
粒径が2.5マイクロメートル以下 の微小粒子状物質(PM2.5)をはじめ、
粒子に付着した様々な微生物や大気汚染物質が肺などの炎症を引き起こします。

歯を失う原因の上位をムシ歯と歯周病 が占めますが、歯周病に関しては、
炎症部分から細菌の毒素など体に悪影響を及ぼす物質が放出されることから、
脳血管疾患や心疾患 、糖尿病の原因にもなることが明らかになってきました。
基本的なデンタルケアを欠かさないことが、体全体の健康を保つ秘訣といえそうです。
6 月 4 ~ 10日は「歯と口健康週間」です。明海大学歯学部における実験で、
濃度5 % の「ササヘルス」は、 ムシ歯の原因であるミュータンス菌を効果的に
抑制することが明らかになりました。
尚 、成人がかかる歯周病の原因菌としてはジンジバリス菌が有名ですが、
明海学歯学部との共同研究により、ササヘルスはジンジバリス菌をはじめ、
複数の歯周病菌に対して抗菌作用を示すことも明らかになっています。

過去1年間に転倒した経験のない65歳以上の高齢者1,763名を対象に
「転倒」と「歯の健康」についても調査しました。
調査開始から3年後、直近1年間に転倒した経験(2回以上)の有無を聞いたところ、
歯が19本以下(義歯未使用)だった人は、歯が20本以上ある人に比べて
2.5倍も転倒リスクが高いという結果が出ました。
山本教授によれば、歯の本数が少ないと下あごが不安定になり、
体のバラ ンス機能が低下することが要因として考え られるといいます。
歯の本数が0 ~ 8本の人は19 ~ 28本の人に比べて
5.2倍骨折のリスクが高くなったという研究結果
(Wakai et al, Community Dent Oral Epidemiol, 2013)も出ていて、
歯の喪失と義歯の未使用が要介護状態に陥る要因となっているといえます。

「認知症」と「歯の健康」の関連性における根拠となっているのが、
山本教授が65歳以上の健康な高齢者4,425名を対象に行った研究です。
研究では、「きちんと物がかめる」と見なされている歯の本数=20本を基準と して、
残っている歯の本数と義歯使用の有無を調査。
その後、4年間かけて認知症を伴う要介護認定の状況を調べました。
歯が19本以下(義歯未使用)だった人は、歯が20本以上ある人と比べ、
1.85倍も認知症になりやすいことが明らかになりました。理由について、
「かみ砕く能力の低下により、脳への刺激が少なくなること」や
「かむ必要のある生野菜の摂取を避けてしまい、 ビタミン類が欠乏すること」
などがあると山本教授は推測しています。

高齢になっても、自分の歯が残っている人が増えています。
厚生労働省は「歯の実態調査」を定期的に実施 していますが、
2016年8020達成者(80歳で20本以上の歯を有する者の割合。 入れ歯をせず、
自分の歯で物が食べられる歯の目安が20本)は51.2%でした。
2011年の調査では38.3%、2005年では24.1%だったのと比べると
格段の進歩といえますが、残りの5割位の人々は自分の歯が20本以下で、
自分の歯で食事ができ ないのが現状です。
80歳での1人平均残存歯数も17本と前回調査より増加していますが、
高齢者層 においては歯周病の割合も増加しており、
残存歯数が増加したことによる口腔トラブルも増えています。


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