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歯周病と糖尿病は、お互いに悪い影響を与え合って、
様々な合併症を引き起こしてい ると考えられています。
通常は、インスリンの働きによって、血液中のブドウ糖が
筋 肉や肝臓で消費されるため、血糖値は安定します。
しかし歯周病になると、インスリ ンの働きを阻害する
「TNF-α(ティーエヌエフアルファ)」などの炎症物質が増え、
これが歯肉から血管内に入り込むことで、血糖値は上昇します。
血糖値が上昇すると 歯肉も高血糖状態となり、歯周組織の破壊が進み、
歯周病菌はさらに増えるため、糖 尿病は悪化していくという
悪循環に陥ってしまうのです。重度歯周病である糖尿病患 者を対象に行った
最近の調査では、歯周病治療を入念におこなった患者ほど、
血糖値が下がる傾向がみられたという報告もあります。

歯周病や虫歯が、潰瘍性大腸炎に関わっていることを、
大阪大学歯学部の和田孝一郎准教授が、横浜市立大学の消化器内科の専門家らとの共同研究で明らかにしました。
虫歯菌や歯周病菌が遠くの臓器に影響するのは、
血液の中に溶け出して体中を巡るためです。
潰瘍性大腸炎では虫歯菌が肝臓に取り込まれて免疫反応に異常が起き、
腸の粘膜で炎症が悪化すると考えられます。
そのため、歯みがきをはじめとする口腔ケアも、
炎症 性腸内疾患の予防に欠かせません。

今までの研究によりクマザサエキス製剤
「ササヘルス」には抗菌作用、粘膜保護・修復作用、歯周病菌の繁殖を抑制する
抗菌作用などがあることが報告されています。
この有効性を利用して明海大学歯学部などと共同で
「ササヘルス」を配合した歯磨き剤が開発されました。
ここまでお伝えしてきた歯周病、口臭に対して効果が期待できるものと考えられます。

どのような人が歯周病にかかりやすいのでしょう。例えばタバコは?
原因の一つにタバコは当てはまります。
タバコに含まれるニコチンが歯茎の毛細血管を収縮させ、
血液の循環が悪くなると、歯周病が進行してしまうのです。
タバコを吸うと免疫、抵抗力が落ちますので、知らず知らず症状が進んでしまいます。
食習慣や薬の長期服用の影響は?
プラークをつけやすい食事や食材があるので、食習慣は重要です。
甘い物などプラークを作りやすい食材は、1日の中で分けて食するのではなく
ぜひ時間を決めてまとめて食べてください。
薬については、例えばてんかんや高血圧の薬、免疫機能を落とすような特殊な薬は、
長期間飲むと歯茎に作用します。薬の副作用として歯茎が腫れることがあるのです。
1日1回口を開けて、鏡の前で自分の口の中を確かめ、歯茎の状態などをチェックしてほしいと思います。
自分で守れる病気だということを是非ご理解ください。

歯周病の予防としてはやはりセルフケアが大切で、
歯磨きやフロス、歯間ブラシをきっちり使うことです。
なってしまった場合、クリニックにおいてプロバイオティクスという方法があるそうです。
アンチバイオティクスは、化膿止めの抗生物質などで菌をやっつける方法ですが、
プロバイオティクスは口の中に良い菌を送り込むことで、悪い菌を抑える方法です。
乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)やビフィズス菌のような菌がよく使われるそうです。
腸内フローラの考え方と同じ原理ですね。


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