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舌の上に汚れがたまり、そこに歯周病菌が住みつくと、かなり強い「口臭」を発します。
「口臭」の原因として、内臓のトラブルや蓄膿(ちくのう)症などいくつかありますが、
それとは違うのが歯周病の「口臭」です。「口臭」があるかどうか。
朝起きた時に臭うのは、生理的口臭といって当たり前なのですが、
歯周病があると、それが独特の臭いになる。
歯周病の病原菌が出す硫黄臭さ、卵の腐ったような臭いが感じられたら、
何かあると考えてください。
口の中が「ねばつく」というのも、膿(うみ)など炎症の老廃物が唾液に混じることで
そんな感じになります。「ねばつく」とはどんな感じなのでしょう?
どこかねっとりして嫌な味がする、
またはうがいをすると血が混じっているような感じです。
特に膿やプラークが唾液の中に混じると、その感じが強く出ます。
歯茎がムズがゆい。これも炎症の兆候で、腫れて痛くなる前の前兆と言えます。
また、歯茎が赤く腫れて、血が自然に出るようだと、かなり進行した状態です。

自分が歯周病かどうか、簡単なセルフチェック5項目があります。
1.歯磨きをすると血が出る
2.歯茎が赤くはれている
3.口臭がある
4.朝起きた時、口の中がねばつく
5.歯茎がムズがゆい
というものです。あくまで初期段階でのサインだと考えてください。

認知症は歯の本数と関係があり、歯周病が直接影響するというわけではありません。
しかしながら歯を失いやすい点で重要です。
ほとんどの歯を失ったにもかかわらず入れ歯をしていない人は、
歯が20本以上ある人より、1.9倍も認知症の割合が高いとされているのです。
歯をほとんど失った後、認知症の発症割合がどうなるかを調べた研究があります。
差し歯や入れ歯などの義歯を入れない人は、発症割合が高く、
逆に義歯を入れた人は、20本以上歯が残っている人とも遜色ありません。
「歯がなくなったから私はもうダメだ」と思わず、ピッタリ合った入れ歯を入れておけば、
認知症の発症率も抑えられる点には注目してほしいと思います。 
歯を失う原因の約4割が歯周病、虫歯が3割ぐらいと言われています。
歯周病や虫歯で歯を失い、その後入れ歯などを入れずにいると、認知症になる確率も高くなってしまうのです。

歯周病の場所には菌が増え、炎症物質も蓄積し、それらが全身に散らばります。
例えば血管にたどり着くと動脈硬化を引き起こし、心臓なら狭心症や心筋梗塞、
脳なら脳梗塞につながります。
また炎症物質が全身に散らばることで、早産や低体重児出産など、出産の時期や
子宮の収縮時期を早めてしまうこと。
あるいは糖尿病との関わりも指摘されています。
大事なことは、治療をせずに歯周病が持続することが危険だという点です。
菌を野放しにしていると、常に菌が体中を巡るようになり、非常に危険です。

虫歯菌と歯周病菌は、そもそもどう違うのでしょうか?
ミュータンス菌と呼ばれる虫歯菌は、赤ちゃんの頃にお母さんからうつります。
ところが歯周病菌は産道感染といって、生まれる時に
もらってしまう可能性が高いです。虫歯菌がうつることの予防は可能ですが、
歯周病菌を完全になくすのは難しいと思います。


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