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本日の京都市内は昨日から一段階寒くなっています。
快晴ではありますが、冷えた風が痛いですね。

昨日のお話の続きになりますが、
漢方の特徴、さらに東洋医学の特徴は
栄養分を入れる事よりも、体が持っている材料を効率良く使う事に重きを置く
という部分にあります。

具体的な例で説明しますと、例えば膝関節症の場合
骨や筋に栄養を与える目的で、コンドロイチンやグルコサミンとかを良く摂取します。

けれどそうして体に入れ続けても、
体が加齢していくと、使えなくなることがあります。
使えないと何の意味もありません。
昔はむしろ入れられない環境の方が多く、
一部の身分の高い人を除いては自由に『食養』できる人も多くなかったです。

そして、そういう場合には、
体が持っている材料を効率よく使う事がむしろ求められ
東洋医学はそういう方向にシフトしたわけです。

先ほどの膝関節症の場合、漢方の方向性は
カルシウムが溶けていくのを防いだり
骨を作る細胞の生きている時間を長くしたりする。
骨の老化を防ぐという方向に作用します。

昨日お話したように
代謝の馬力は、貴方が日々摂取している成分には左右されません。
代謝の馬力は、代謝の性能に左右されます。

成分を摂取することは必要ですが、
その成分をうまく活用できるかは代謝にかかっているわけです。
逆に代謝が整えば、その分だけ摂取する成分も減らせるはずです。


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