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薬用人参は代謝を良好な状態に調節します。
低くなっているものは上げる、行き過ぎたものは調節する、という具合に。
つまりは、○○しやすくする(体に好ましいものの場合)。
あるいは、○○しにくくする(体に好ましくないものの場合)。

悪い状態を改善する。同時に良い状態を維持する。
難しい表現ですが、『恒常性(ホメオスタシス)』を保つという事です。
だから、良好とされる状態が、さらに右肩上がりに良くなるというものではありません。
「薬用人参を服用してもあまり何も感じないが
服用をやめると何か体調がよろしくない」と言われるのは
この辺りが関係していると言えますね。
「良くして保つ」です。

身体を流れる血に限って言えば、薬用人参には
益血復脈 : 血液の生理的機能を改善し、血行を良くする
つまりは、血を巡りやすくする。または、血を滞りにくくする。
という働きがあると言われています。

・薬用人参は造血を助ける

血液の中身は
口から取り込んだタンパク質や各種ミネラルを材料にして
骨髄細胞によって作られます。
骨髄細胞は造血のエンジン(=代謝)です。
薬用人参は『エンジンの馬力を上げる』いう面で作用します。

・薬用人参は血の巡りを良くする

血液の巡りは心臓のポンプ作用によるところが大きいですが
それだけですみまで巡るものでもありません。
それを補うのは血管の力、つまり脈の力。
漢方には、「気は血の帥」という表現があります。
血を巡らせるには、気の作用が不可欠で、
気の充実がないと血の巡りは滞るという教えです。
薬用人参の作用は補気ですから、少なからずこの点で作用します。

ちなみに浮脈や沈脈という状態と、気の充実度は
漢方医による診断でも基本的かつ重要な部分だとされています。


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