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余分な水分が蓄えられる=痰湿によって、カラダには水分代謝に関わるさまざまな症状、兆候が現れます。中には当人が自覚はないが、実は痰湿に由来する症状、というのも少なくありません。例えば、鼻水や痰の分泌が増えることは感覚的にわかりますが、それが目やに、おりものに変わると、意外と気づきにくい。「水は清流であれ」と称されるように、水気は一箇所に停滞することで濁り、汚れていく性質があります。その際【きわ】が痰や目やに、べとつく汗、おりものなどです。もちろん、それら全てに体内の余分な水分貯留が関係しているとは言えませんが、梅雨の時期に重なるならば、疑ってかかるべきでしょう。

そして舌。意外と知られていませんが、舌は筋肉の一部です。ですから舌の観察=舌診によって、筋肉やそれを取り巻く気血水の概略がわかるとされています。舌は色や形、舌全体にうっすらとついた苔【こけ】=舌苔【ぜったい】などから診断されます。そして舌の形が大きく腫れぼったくなっていたり、舌の周辺に歯のあとがつきやすいと痰湿=水分貯留の兆候として判別されます。また舌苔の厚さは水分代謝をつかさどる脾胃の状態を反映するため、水分代謝の停滞から痰湿に結びつけて考え、総合的に判断する材料として用いられます。

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