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13日の金曜日ですね。 何となく。

胡麻【ゴマ】。最近ではゴマに含まれるセサミン、リノール酸などの不飽和脂肪酸を中心として、その働きに注目が集まっています。胡麻は食品としてのイメージが強く、様々な形で用いられます、それは漢方の世界でも変わりません。

胡麻はその油分が特徴的なように、潤いを与え保つ作用、即ち体内の陰分を補う作用があります。漢方の外用薬-紫雲膏や太乙膏、中黄膏などには全て胡麻の油が配合されており、皮膚の血行を促したり、肌の湿潤するために用いられます。また内服薬では「消風散」に配合されています。消風散は分泌物の多い慢性湿疹に用いられますが、胡麻はやはり潤躁に用いられます。

また胡麻には栄枯盛衰を司る腎を補う作用があるとされ、特に黒胡麻はその働きが強いと言われています。胡麻でよく耳にする抗酸化力もこの補腎、特に陰分の滋養と深く関わることです。黒い食材は補腎に良い、白い食材は補肺に良いというのが漢方の考え方ですが、この考えによれば、胡麻の中でも白胡麻は肺に属する皮膚や大腸に良いと言えます。ちなみに、一節によれば胡麻は「油を取るには白いものが適す、服食には黒いものが適す」と言われています。


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