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症状の裏に消耗あり。

季節の変わり目になると風邪を患う。体調が崩れる。
春になるとアレルギー症状が悩む。
夏はいつも夏ばてしやすい。発汗しやすくなる。
秋に入ると、皮膚がかさかさになる。痒くなる。
冬になると、手足が冷える。痔に悩む。
こういう症状が毎シーズンに決まって現れる、
あるいは一旦現れると尾を引くという方は意外にも多い。

個人的にはこういうものを「しやすい症状」と呼んでいますが、
しやすい症状の裏には概して、消耗があります。

要するに不足している。足りてない。

足りていないから
外から入り込みやすくなり、
また悪いものが溜まりやすくなり、
ますます消耗しやすくもなり、結果的に症状がひどくなる。

足りなければ補給すれば良い。というのは、西洋医学的な考え。
補うのが有効なのは、文字通り分量が足りないときだけ。
けれども、飽食といわれる今日、
特定の分量が足りなくなるということが果たしておこるか。

いやむしろ、積極的に摂取しているが、
ほどんと有効活用されていないという方がおこり得る。

対して東洋医学では、足りなければ高めれば良いと考える。
いろいろな機能や代謝、そして意欲を。

本当に問題にすべきはかくいう機能や代謝、意欲の消耗。
外から入りやすいなら、侵入を防ぐ機能を高めれば良く、
悪いものが溜まりやすいなら、外部に排出する機能を高めれば良く、
消耗しやすいなら、補充する機能を高めれば良い。

多くの先生方が言われているように、
「敢えて断つ」(例えば断食)というのは、
からだの諸機能を引き上げる一つの有効な方法です。
即ち、食欲がないときに摂取しても持て余すように、
からだが欲していないものをいくら与えても、
からだの機能や意欲が高まることは決してありません。

タマゴが先か、ニワトリが先か。
・・・いやいや、タマゴを温める親鳥がいないと孵化しないじゃありませんか?


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