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体質をからだに染みついた癖(のようなもの)に例えるなら、
その癖をつけるのが「体調」ではないでしょうか。
広げた紙を毎日同じ部分で折るようなことを想像すると良いですね。

折っては広げて、また折っては広げて。これを繰り返す。
この「折っては広げて」というのが体質を誘引する日々の体調や生活習慣。
当然その部分には折り癖がつくと同時に、他の部分と比べて脆くなります。
そして折り癖がついてしまった状態が体質というわけです。

これ以上、癖がつかないようにしたい。
その対処法として「折らないようにする」と「折れないようにする」という
2つが考えられますが。

折らないようにするのは、折るのを控えたり抑えたりすること。
対して折れないようにするのは、以前と同じように折ろうとする力がかかるけれど、
その部分で折れないように工夫する(支えを当てる)ことを意味します。

一見すると、折れないようにすることは大変に有効なように聞こえます。
けれども、折ろうとする力が働き続ける下で、
全く折れないようにすることはなかなか難しい。
折ろうとする負荷は相変わらずかかり続けているから、支えは脆弱になる。
すなわち、折れるときには折れてしまう。
折れてしまうから、さらに補強して折れないようにする。
でもまた折れる。そしてまた補強・・・。

これを繰り返す中で怖いのは、「折ろうとする負荷が知らず知らず増している点」です。
もはや折れないようにする手立て(補強する方法)が見つからない状況に陥って
はじめて折ろうとする力に目を向けるのでしょうが。
その時点で折ろうする力は、巨大に膨れ上がっていて、
対処に困窮することが容易に想像できます。

ですから、早い段階で負荷の削ぎ落としにかかることが
より建設的といえます。
そもそも、折らないように努めれば、
折れないようにする工夫も最小限で済むというもの。

そして「折らないようにすること」とは体調や生活習慣を整えること。
「折れないようにすること」とは西洋医学的な治療と見立てることができます。

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