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症状の裏に消耗あり。
前回に引き続き、鬱について。
ただ、ここでお伝えしている内容は、鬱症を抱えている方に限った話ではありません。
ストレスを抱える事が多い現代の社会生活では、誰にでも当てはまる事だと思います。

さて、前回の末尾で「からだの風通しを良くしよう」という話をしましたが、
具体的にはどうすることを指すのでしょうか。
からだに備わる「窓のようなもの」を開けておくことでしょうか。
それとも、からだに脈々と流れる「通り道のようなもの」を整備しておくことでしょうか。

話が飛びますが、ストレスについて多くの場合「発散する」という表現を用います。
他の「消化する」とか、「分解する」などの表現を用いる事はありません。
発散には「内部にたまったものが外部へ散らばって出る」という意味があり、
その過程では「内部と外部の風通しを良くする」という節目があります。

風通しが良い状態を整えることによって、自ら散らばって出ていける。
躁・鬱に悩む方はこの部分がうまくいかない(働かない)と考えられます。
そしてうまくいかない道理には幾つか考えられますが、大きく分けると
①実証:ストレス(気の痞え)が大きすぎて、風通しを良くしても解消されない場合
②虚症:発散する地力が乏しくて、うまく外部に散らばって出ない場合
という対極的な2つが考えられます。

そしてここまでの話を踏まえると、前述の「風通しを良くする」とは
からだにプラスとなるものが入り易く(マイナスとなるものが侵入し難く)、
からだにマイナスとなるものが出易い(プラスとなるものが出難い)、
つまりは正を肯(うべな)い、邪を拒むということに通じていくわけです。(つづく)

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