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症状の裏に消耗あり。引き続き「鬱症」について。

前回にお話したように、
鬱症は原因や経緯がはっきりしている場合と、そうでない場合があります。
そういう中では、ストレスや圧力を受けているのか、そうでないのか
という点も一つの分かれ道になります。

すなわち、俗にいわれる「うつうつ感」が、
外からもたれされるものか(そういう環境に身を置くことで生じるものか)
それとも、からだの中で長い時間をかけて練り上げられるものか
という点に深く関わってくるわけです。
東洋医学の世界では、
外からもたらされるものは「外邪(によるもの)」、
内で生じるものは「内邪(によるもの)」としばしば呼ばれたりしますね。

そして、からだの内側へ邪気が侵入するのを防ぐ:「抵抗力」は、
この外邪に対しては有力ですが、内邪に対しては甚だ無力です。
本来はそうならない為に、
内に生じた邪気を体外へ排出する:「発散力」が備わるはずですが
からだの内で「うつうつ感」を練り上げる方は、
この働きが弱まった状態にあると考えられます。

「・・・では、その働きを漢方薬で補ってやれば良いんじゃないか」
と考え及ぶかもしれませんが、現実はうまく事が運びません。
邪は凡そ、「正を伴わないと動かない」という
性質(たち)の悪い部分を持ち合わせます。
具体的な例では、かぜを引いた時に
からだから邪を追い出そうとして汗をかき続けると、
どんどん消耗していく。それと同じような事でしょうか。(つづく)

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